日本人に安心感を与えたLCC、国内外に利用されるジェットスター

LCCの低運賃が不安だと言う日本の人たちも、安全性や快適さを知り、利用をする人たちが増えました。
利用すればするほど、安価な航空券代以上のお得を感じるジェットスターにおいては、国内線はもちろん国際線も黒字になりました。国内線でその価値を知った人たちは当然国際線でも利用するようになります。香港やマニラに1万円に満たない価格で渡航できるとなると、当然のことでしょう。
価格の高さが安心の高さというのは覆りました。
独自の改革が産んだ黒字化
燃油費の下落も幸いしたジェットスターの運もありますが、社内の構造改革でコスト削減に随分と努めました。
そして、黒字維持のために、まだまだ就航する便の数も増えますし、就航許可を得られる都市も増やす努力をしていますので、国際線を中心に路線拡大が期待されるでしょう。
それに応じて格安航空券も維持されますから、国内だけでなく、就航される範囲の国際線利用者には、お得感と快適さにおいてますます見逃せない航空会社となるでしょう。
付帯収入が搭乗者にも還元される結果に
ジェットスターは、どこよりも格安である上に安全で快適な面は一般航空会社と変わらないことで、国内にも国外にも利用者を増やしてきました。
しかし、コスト削減だけでは格安の中利益を出すのは無理があります。LCCは様々なオプション料金や機内食や機内販売などで付帯収入の増収を目指していますが、ジェットスターは、オプション関係も手荷物持ち込みやその他お得なパック物も準備していることで、そこにも魅力を感じ利用する人も増えています。
他のLCCとは違うジェットスターの良さの数々
オンラインやコールセンターでの予約はどこの航空会社でも行っていますが、ジェットスターだけが、全国の有名コンビニエンスストアに設置されている端末でも航空券の予約や購入ができるようになっています。
現金決済にしており、クレジットカードを持たない人やネット操作が苦手な人の気持ちもつかまえています。コンビニをよく利用する人にとっても煩わしさがありません。ジェットスターがLCCの中でもトップを走るのは、利用者の目線でサービスが行われているからとも言えるでしょう。
さいごに
ジェットスターのチケットは格安というより激安と言われているのは空席連動型であるため、早めの予約により非常にお得になるからです。
激安であるのに、オプション追加で豪カンタス航空や日本航空のマイレージが積算率25%という高さでもらえます。
シートはすべて革張りで高級感もあり、足元が決して窮屈でなく、機体は新しいというLCCの格安イメージの払拭も、人の心を掴んで離さない黒字要因でしょう。国際線の利用者も増え続けるに違いありません。