スカイマーク乗り心地は?座席は大手航空会社と同じ水準の広さを実現
羽田から長崎に、格安で空の旅ができる航空会社として、スカイマークは定着しつつあります。
スカイマークの特徴は、格安航空会社とはいえ、運航は安定しており手荷物の持ち込み数も多く、大手並みと言えるでしょう。
スカイマークの機内環境
羽田から長崎の便では、スカイマーク便は途中神戸空港に立ち寄るため、約3時間のフライト時間となります。さっと乗れますが、短時間というほどでもありません。
そのため、機内環境は大切になってきます。
飛行機というと、中古で座席も狭く、快適とは言えないというイメージがありますが、スカイマークは2011年から機内環境の整備に努めています。
客室内の壁には騒音を低減する素材を使い、照明も発光ダイオードを採用して、日中の明るさはもちろん夕暮れの薄暗さまでも自然な光を演出します。
また、手荷物の収納棚を大型化して、より多くの荷物を積むことができるようにしています。
新しい素材を採用した座席
LCCの機内で良く問題となるのが座席の問題です。ギュウギュウ詰めになって狭いという印象を持っている人も多くいます。
実際にはそのようなことはなく、多くのLCCが大手の航空会社と同じ水準の座席を用意しています。エア・ドゥやソラシドエアなどは大手と変わらないシートです。
スカイマークも同様に、大手と同じ水準の広さを実現しています。座席は全席がエコノミークラスで1機に177席を用意しています。
両方のサイドに3列ずつの配列になっており、大手で使っている座り心地の良い素材を使ったシートです。
ボーイング・スカイ・インテリアを採用した新しい機材の座席のシートもあり、それは薄茶色の合皮張りになっています。乗り心地は満足度が高いと評価されています。
足元には電源コンセントを装備しています。
さいごに
また長崎便でも使用されている機体では、2015年から運賃にプラスすると、通常の座席よりも足元に余裕のあるシート「足のばシート」というサービスを開始しています。
これは通常の座席よりも15センチから38センチほど足元が広いシートを指定できるものです。
これは搭乗口で優先的に予約して搭乗するシステムになっています。
機内では、ソフトドリンクまたは軽食を1つ無料で提供されます。
預かりの手荷物を優先的に返せるよう、目印タグを取り付けてもらえます。
格安航空会社でも、必ずしも座席が狭く不快であるとは限りません。スカイマークで使っているシートは設計も素材も大手の航空会社とほとんど変わりません。