観光ガイドでチェックしたい!必ず訪れてほしい岩手の歴史スポット

雄大な自然とともに、大いなる恵みのある地として、景勝地はもちろん食べ物もおいしい岩手県は魅力たっぷりの土地です。
そんな中、岩手県の歴史を感じることのできる観光スポット・名スポットがいくつかあるので、ここでは厳選した「岩手の歴史スポット」観光ガイドをお届けします。
岩手県に来たらまずはずせない!
岩手で歴史を感じる旅の初めにご紹介するのが中尊寺 金色堂です。
世界文化遺産に認定されており、国宝の第1号とされている中尊寺 金色堂。さかのぼること平安時代・嘉祥3年僧である、慈覚大師円仁によって開かれた歴史ある寺院です。
約200年後、奥州藤原氏によって中尊寺はさらに勢力を増し、荘厳なものへと姿を変えていきました。
方三間の阿弥陀堂である金堂は、内外は黒漆で塗られた出で立ちとなっています。お堂の内部は、長押・柱・須弥壇に金蒔絵が施されており、要所に見事な造り。また、美しい金色堂はもちろんのこと、自然に囲まれた中に佇み、四季折々の変化とのコントラストをぜひお楽しみください。
中尊寺へのアクセスは上越新幹線・岩手県一ノ関駅から乗り換えること8分のJRの平泉駅にて下車、平泉駅から徒歩25分、車で5分の距離にあります。
岩手県にある八幡宮と言えばここ!
二つ目の場所は盛岡八幡宮です。
岩手県盛岡市内にあり、静寂な林に囲まれた歴史の重みを感じられる荘厳な場所です。
約800年ほど前、八幡神を氏神と仰ぐ家系が、居城を移す予定地であった盛岡のこの地にて代々信仰されていた鳩森八幡宮を修復し、この地方の守護神として城内に祀り、氏神と仰ぎました。
城下の民衆も自然に八幡神と崇敬するようになり、新たに必要と感じて、 寛文11年(1671年)に南部29代・重信公が、商業の流通を図るために、町の中心部を整えて、新八幡宮を誕生させました。
また、新八幡宮造営にあわせて、門前の町づくりにも着手し、現在の八幡町を築きました。八幡町は、盛岡八幡宮とともに誕生・発展してきたのです。毎年9月半ばには山車の巡行や流鏑馬が行われます。ぜひ太古の歴史を感じてみてください。
アクセスは、JR盛岡駅からバスで20分にて下車後、徒歩すぐの距離にあります。
さいごに
三つめの場所は円城寺門です。
鳥谷崎神社境内にあり,唯一の現存建築物であったものを、慶長19年(1614年)頃、花巻城主・南部彦九郎政直が築城整備にあたって、三の丸搦手である円城寺坂に移築したものです。街中でこの地の歴史と伝統に気軽に触れることができるスポットですので、ぜひ訪れてみてください。