航空券をキャンセルする際、各代理店や会社によって異なるルール

海外航空券を予約・購入した際、キャンセルについての規約を確認したことがありますか?通常は購入の度に説明されるものですが、ネット経由だとついそれらの文言を飛ばして確認を済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし会社毎に違うのはもちろんのこと、扱い店経由で購入した時にもそれぞれ会社毎に異なるルールが適用されます。
基本は各航空会社に準ずるルールを適用
代理店経由で予約・購入した際は、大元となる各社のルールとは別に各扱い店で設けているルールに従わなければなりません。
基本的には各扱い店も会社のルールに準ずる形でキャンセルについての規約を設けています。しかし代理の扱う会社は数も多く、航空券も様々です。それら航空券が変わる度に異なるルールを適用させるわけにはいきません。各航空会社に準ずる形をとった上で独自のルールを設けているというのが現状です。
キャンセル手数料が高くなるタイミング
キャンセルの手続きをしたい場合は「発券前」「発券後」によって必要となる手数料が大きく変わります。これは代理店経由の時も同じです。しかも代理の多くは入金直後に発券を行っています。つまり代理経由の場合は入金を済ませると即座にキャンセル手数料が跳ね上がるというわけです。
「扱い店経由なら出発までの期間が長ければ手数料もたかが知れている」そんな思い込みをしていませんか?航空会社は代理に対してキャンセルについての優遇措置はとっていないのです。
扱い店経由で海外航空券を購入した場合は、それをキャンセルする手続きも代理店に依頼しなければならないケースがほとんどです。通常ならば自らが航空会社に連絡・手続きしてもらうものを代理で行ってもらうのですから、その分の手間代が手数料として上乗せされることになります。この手間代は航空券を手配した際の手配代金に含まれている場合もありますが、どちらにせよ手数料が上乗せされていることに違いはありません。代理を経由するということは、どんな手続きでも手間代を取られているということを忘れないでおきましょう。
さいごに
扱い店経由での手続きは会社毎にルールが異なります。キャンセルについても同じです。「あの時は○○だったから」というような思い込みで行動するのではなく、海外航空券を予約・購入するたびに確認するようにしましょう。そのひと手間が手数料を少しでも安く抑える鍵となります。