LCC各航空会社で違う機内サービス等の違いと、メリット・デメリットとは
LCCとは、従来の顧客サービスを簡単にすることで、低価格の運航サービスを提供する航空会社です。
台湾へは、日本のLCCとしてピーチが台北、高雄へ、ジェットスター・アジア航空、Vエアー、バニラエア、ジェットスター・ジャパンが台北(桃園)、スクートが高雄、タイガーエア台湾が台北(桃園)、高雄へとそれぞれ就航しています。
松山空港は市内にあるため大変便利ですが、残念ながら現在LCCは台北(松山)へは就航しておりません。
各LCCの特徴と機内サービスなど
LCCそれぞれの特徴としては、ピーチはANA系で、チケット代がさらに安くなるキャンペーンを開催していること、ジェットスター・アジア航空、ジェットスター・ジャパンは路線が多いのが強みです。
また、有料ですが機内食が豊富であること、スクートはプレミアム機体を使用しており、他に比べ座席間がゆったりしている、機内wifiサービス、日本発着路線は燃油サーチャージなし、タイガーエア台湾は機内食に事前注文可能な豊富な台湾料理を提供(有料)、公式FBでお得なキャンペーン情報配信していること、Vエアーは燃油サーチャージなし、バニラエアはANA系のLCCでサービスがしっかりしている、遅延率が低いなどがあります。
一番のメリットは運賃の安さ
最大のメリットといえば「運賃が安い」事で、大手航空会社の通常料金よりも2~5割程度は安いと言われています。
徹底したコスト削減のため、機内食サービス等を有料にし、燃費の悪い古い機材は使用せず、ほとんどが最新の新しい機械を使用しており、故障が少なく安全性にも優れていると言えます。
そして、格安航空券とは違い購入時には便名、時間がはっきり分かるという点においても旅行の計画をするうえでは良いといえるでしょう。
その他、LCCは片道の運賃設定なので、片道料金も安く、日数の制約がなく大変使いやすいのが特徴です。
さいごに
反対に、LCCを利用する際のデメリットとして大手航空会社との大きな違いは、機内サービスのほとんどはお金がかかります。機内食はもちろん、飲み物、毛布、映画鑑賞なども有料です。
また、マイレージはたまらない事がほとんどですし、荷物を預けるのもすべて別料金になります。事前予約なしで当日預けるとさらに高くなりますし、荷物の重量も厳格ですので注意が必要です。
そして、遅延やフライト欠航などの際にも、当日への振り替えはほとんどないと思っておいたほうが良いでしょう。
それぞれのメリット、デメリットをふまえLCC格安航空券を購入するようにしましょう。