世界的な建築家が作ったアジア最大級とも言える北京首都国際空港
中国最大といわれる空の玄関口、北京首都国際空港は2008年の夏季オリンピックの開催が決まってから、アジア最大級のハブ空港となるために大きく使いやすく整備されました。
アジアの空港ランキング2011
旅客数/利用者数では第一位に位置しています。
しかし、国際線旅客数では第8位と、後れを取っています。
ですが、航空機発着回数では第一位であったり、航空貨物取扱量では第二位であったりとアジア最大級であることを表しています。
この調査はワールドエアポートランキングといい、イギリスのリサーチ会社「スカイトラックス」が乗り継ぎのしやすさや買い物から出入国手続き、娯楽施設などから評価しています。
北京は7番ですが、世界に1万以上ある中ですので非常に良いといえます。
ちなみに日本はというと、羽田が第6位に位置しています。
北京は今後2018年に向けて新設するという話なので、アジア最大の施設に化ける可能性が無いとは言い切れません。
急成長を遂げている
現在のアジアのハブ空港といえば、チャンギか、仁川かといったところですが、地位を得るため、北京が頑張っています。
中国は急激に経済成長を遂げ、国内線の利用客も増えてきているので、もっと広くという声が上がってきており、2014年末から、新設予定である「北京大興国際空港(北京首都第二空港)」の建設が新国立競技場でも話題となったザハ・ハディド氏のデザインで始まっています。
こちらは2018年の運用開始を目標として、現在、完成に向けて新設中となっています。
完成後は、首都国際空港は国内線中心となり、新設された第二空港を国際線として利用するとのことです。
さいごに
2008年の夏季オリンピックを目指して急発展を遂げた北京空港ですが、今後もアジア最大級として認知されるため、積極的に開発に力を入れています。
2018年に運用される予定の第二空港がどれほどの規模になるのか気になるところです。新しい施設が運用開始されれば、アジア最大として認識される日も遠くはないかも知れませんね。
日本からでも比較的に格安でいけるので、アジア最大級となると大変便利なのですが、できれば羽田が一番であって欲しいというのが本音でしょうか。