旅行に行く時に助かる!海外航空券はどうしてそんなに安いの?
「海外航空券はお得なもの」という認識は、おそらくほとんどの方が当たり前に持っているものではないでしょうか。しかしながら、なぜ安いのかという部分を理解している方はあまりいないかと思います。ここでは、海外航空券の安さの秘密についてお話ししていきましょう。
もともと国内の航空券が高すぎる
海外航空券がお得である秘密ということですが、視点を変えれば、もともとの国内の航空券が高すぎるということもできます。日本国内でも地域によって最低賃金や物価というのは異なってきます。国内でもこういった差が出てくるとなると、当然海外の国との金銭的な差というのは出てきます。円安や円高、ドル安やドル高などでもお分かりになるでしょうが、お金の価値というのは変わってくるのです。こういったお金の価値の差というのも当然あるのですが、もともと日本は高いことで昔から有名だったのです。日本では航空会社が独占的だった時代もあり、高くても選ばざるを得ないという状態だったのです。だからこそ料金が際立ってしまうのでしょう。今では国内のものもかなり良心的にはなっていますが、それでも世界的に見ればまだまだ高水準といった印象です。
サービスを最低限にしている
お得であることの秘密についてですが、サービスを最低限にすることによって安さを実現しているという部分もあります。特に、日本ではサービスの料金を含めるという考え方が一般的です。だからこそ、国内のチケットは高いのですが、その分、内容がきめ細やかです。一方で、海外航空券においては日本で行われているようなものは基本的に期待できません。機内食からドリンク、毛布、映画鑑賞といった一種の娯楽などこういったものがついていませんし、こういったものを利用したいのであれば別途サービス料を支払う必要があるのです。海外航空券のリーズナブルさというのは、あくまでも交通費としての安さです。移動している間の快適さというものは料金に含まれていないですし、そういった部分を最低限のものにすることによって海外航空券ならではの安さを実現させているのです。
さいごに
サービスに慣れている方にとっては衝撃的かもしれませんが、安くできるということはどこかでコストをカットしているということでもあります。そのように考えれば納得のいく安さではないのでしょう。