海外旅行時の入国審査!旅行先で入国拒否されないためには?

ビザがあれば問題ない?そんなことありません。入国拒否の通告を受ける可能性があるのを皆さんご存知でしたでしょうか。
空港で中国人やベトナム人などが別室へ呼ばれていくのを見ることはありますよね?
ビザを持っていたとしても、審査官の目に留まるような行動をとっていたりすると入国ができないことがあります。
NGされるような場合とは?
普通に旅行をツアーなどで楽しむ場合には、めったなことでは入国拒否をされることはありません。しかし、アメリカでは911の事件以降、審査が厳しくなったといわれています。
NGになることというのは、犯罪歴があったり、違法な滞在歴のある人物、テロリストと疑われた場合、入国先に恋人があると疑われる人物、違法労働を疑われる人物、Visa免除ですとか観光Visaでロングステイを頻繁に繰り返していて、永住する疑いのある人物などが挙げられます。
なぜ拒否されるのか
審査官には、この人物は不審だと思えばどんなときであろうと拒否できるという権限を持ち合わせています。これは、アメリカへの渡航の場合など、審査時に提出する書類に「その際に申し立ては致しません」という文面があり、これにサインをしているため、拒否されることが可能性として存在するということになります。そのため、その場での異議申し立ては認められないということです。
問題のある行動や受け答えをしていると、「別室へ行きなさい」とうながされます。別室では根掘り葉掘り質問を受け、何時間もの質問攻めにあうこととなります。
この際に、大きい空港であれば日本語の通訳を頼むこともできます。また、弁護士に電話することも可能です。
過去に違法滞在した記録があることも・・・過去にVisaをNGされた記録がある人は入国NGを受けやすいと考えられています。
十数年前に1日のオーバーステイ歴があったがために入国拒否となってしまう観光客がアメリカでは911以降に続出しているようです。
あとは、例えば昔永住権の申請を断られた経験があり、それから十数年経ったので旅行くらい平気だろうと観光目的で旅行をしたときに入国NGを受けたという方もいるそうです。
そして、長期滞在を繰り返していると、旅行先の国に恋人がいるという場合も入国NGを受ける可能性があります。
さいごに
ただの観光旅行でも、自分の過去に何かトラブルの元となるようなことはもしあれば、海外の旅行先で入国NGを受ける場合もあるということですね。