沖縄の歴史を学ぶ!人気のおススメ観光スポットといえば「首里城」
沖縄の歴史を学べる人気の観光スポットは首里城です。
沖縄・首里城は琉球王国の王の住まいで、当時の華やかが今でも残っています。
第二次世界大戦などで4回も焼失しましたが、復元して多くの人に琉球王国の存在を知らせています。首都である沖縄那覇にあるので、空港からアクセスしやすいです。
首里城の特徴
Shuri Castle [首里城] - Okinawa Prefecture, 81 pictures #japan #castle https://t.co/QtF4nEtMlw pic.twitter.com/ulQ3qhzHWF
— Japanese Castles (@castle_jpn_en) January 27, 2017
朱色が独特で日本の王朝とは異なるエキゾチックな雰囲気があります。沖縄・首里城の入口である守礼門は、二千円札にも描かれています。
守礼門という呼び方が広まっていますが、正式には上の綾門と書いて、ウィーヌアイジョウと読みます。
門に名前が書かれていますが、これは琉球が礼節を大切にする国だったという証です。
この言葉は中国王朝との友好関係を維持するために特別な時に伝えるメッセージでもありました。
首里城を出る前に安全祈願のために訪れる場所
交流がなく敵対している来訪者の場合、「中山府」という言葉を掲げていました。琉球王国で有名な王の一人が尚真です。
これは王が各地を回るために首里城を出る前に訪れる場所で、旅の安全を祈願していました。歓会門は、中国から来た冊封使を招いた場所で、来訪者を歓迎するという意味があります。
かつて琉球で話されていた言葉を使って「あまえ御門」と呼ぶこともあります。「あまえ」とは昔の言葉で喜ばしいを示します。
歓会門を過ぎて階段を上ると、瑞泉門があり湧水でています掘られた樋は500年くらい前に中国から来たもので、縁起の良いものとされます。
首里城の正殿に向かう道は神々しい
首里城の正殿では政治や儀式が行われてきました。
モデルは中国の紫禁城ですが、日本らしい建築様式も。
正殿に向かう道の一部は赤くなっていますが、これは浮道といって奉神門に続いています。
浮道は、当時は冊封使などが通る道で、誰でも通れるわけではありませんでした。
現在の沖縄への旅行客は自由に行き来できるので、当時のごく限られた人物たちと同じ風景を見られます。
さいごに
沖縄・首里城には東のアザナと西のアザナがあり、特に観光客が多いのは西のアザナです。
アザナは物見台のことで、西からは沖縄県那覇市街を見渡すことができるので、絶景ポイントとして多くの観光客がカメラやスマートフォンで撮影。
首里城にはいくつもの門があり、それぞれ与えられた役割があります。
中国や日本との貿易を通して得られた文化は建物だけでなく調度品や絵画などの美術工芸品を見るのも楽しいです