早めの予約で回避しよう!格安航空券ならではのオーバーブッキングとは

格安航空券は価格の安さが特徴で、正規運賃の50%~70%オフで利用できることも珍しくありません。
しかし、購入する前に確認するべきポイントもいくつかあります。たしかに価格は安いですが、通常とは異なるルールがあるため、注意しておきましょう。
オーバーブッキングとは
オーバーブッキングとは、機内の座席数を超えた数の予約を取ってしまう現象で、飛行機ではたびたび起こるものです。格安航空券でもこれが少なからずあります。
たとえば座席が100席ほどの便に対し、110件の予約が入ってしまった場合、10件ほど過剰な予約状態になっています。
格安航空券ではこのような現象が起こってしまうため、早めの予約が必要になるのです。予約が遅くなると、別便への案内やキャンセル待ちなどになる可能性があります。
払戻しの有無と経路変更
次に払い戻しの有無も気を付けておく必要があります。
通常は払い戻しも可能になっていますが、一般的な格安航空券の場合は払い戻しが不可能です。
もし予定が変わって払い戻しを行いたくなっても、受け付けてもらえないことがあるので気をつけましょう。たしかに運賃が格安なものの、払い戻しを受けたい場合は普通航空券の利用も検討が必要です。
経路変更も不可能な場合があるので注意しましょう。
予約後は経路を変えられないため、事前にどの空港を利用するのか、どの空港を経由するか検討してから予約することが大切です。
予約時もスケジュールをチェックしておき、利用便に間違いがないようにしましょう。払い戻しも難しいため、間違って予約しないよう注意が必要になります。
運行会社未定のチケットは慎重に
もう一つ確認しておきたい点が、運行する航空会社が決まっているか否かです。
格安航空券のなかには、運行会社が未定のまま販売されているチケットも存在します。特に半額以下で販売されている格安航空券の場合、まだフライトスケジュールが決まっていないケースもあるのです。
搭乗日の直前まで未定になっていることもあるため、運行会社未定のチケットは慎重に予約しましょう。フライトキャンセルは滅多にありませんが、安心感が大きく違います。
さいごに
一般的な航空券とは異なり、オーバーブッキングが起こったり、経路変更、払い戻しに関するルールが設けられていたりと、格安航空券は少し特殊なチケットと言えます。
フライトスケジュールが定まっていないケースもありますが、これらを差し引いても料金の安さはメリットです。気軽に旅行したい場合にはお勧めなので、ぜひ一度利用を検討してみては?