岩手ならではの料理めいいっぱい楽しむ!観光ガイドのチェックポイント
岩手は豊かな自然と広大な大地に恵まれたところです。
当然、食べ物はおいしく、かつ、新鮮です。岩手のグルメを楽しむためには、観光ガイドには無い場所にも足を伸ばす必要があります。観光ガイドには旅行客が行きやすい場所にある、小奇麗なお店が中心に掲載されています。
たしかに雰囲気の良いお店で味わう料理はおいしく感じます。しかし、本当においしいお店は内装のきれいさに関係なく存在します。東北地方も岩手まで来ると、中央文化の影響を受けにくく、独自の文化が残っています。
まずは岩手県内の位置関係を確認
岩手県の主な観光スポットとしては太平洋沿岸部と盛岡周辺、平泉と遠野があります。
それぞれに独自の料理があり、グルメを満足させてくれます。沿岸部には八戸、宮古、大船渡といった漁港が点在し、新鮮な魚介類を味わうとができます。
東日本大震災の被害を受けた地域ですが、主力産業の一つである観光業はいち早い復興を見せています。
観光ホテルだけでなく、旅館や民宿でも、都会では味わえない新鮮な魚介類を提供してくれます。ウニやアワビ、ホタテ貝は他では味わえない絶品です。カレイやスズキも近海ものがおいしく、格安の値段で食べることができます。
沿岸部は料理と合わせて絶景のリアス式海岸の眺望も見逃せません。
つづいて岩手県中心部のお店を探そう
岩手県県庁所在地の盛岡はお店で出される料理の種類が多いことで有名です。
集団就職で都会の飲食店に就職し、地元の岩手に戻って開業する料理人が多いことが原因といわれています。特に、冷麺とじゃじゃ麺は盛岡を代表する味です。お店はJR盛岡駅から盛岡城址へ向かう途中に点在し、繁華街の大通りには多くの飲食店が集まっています。
冷麺はこしの強い麺に歯応えがあり、薄味でさっぱりしています。
じゃじゃ麺は具材を残して麺を食べた後、お湯を注ぎ込んでつくるスープの味が最高です。盛岡郊外には小岩井農場があります。観光施設が整えられ、屋外でのジンギスカンは自然の恵みを感じさせてくれます。
平泉はわんこそばのお店が揃っています。わんこそばはつゆや具材を食べずに、そばだけを飲み込むのが多く食べるコツです。郷に入れば郷に従えのたとえどおり、何杯食べることができるかを試してみるのも楽しいことです。遠野は民話の里として知られています。遠野物語の舞台となった町は神秘的な雰囲気です。
さいごに
グルメは昔から伝わる郷土料理が見逃せません。
都会的な濃い目の味からはほど遠い、薄味の素朴な料理が並びます。はるか昔の時代に出されるような料理の数々は、訪れる人々に強い記憶となって残ります。