格安の海外航空券を予約したいが、日程が確定でない場合の変更方法は?
格安の海外航空券を予約したいけれど、日程が確定ではない時にはどうすればよいのでしょうか。
ごく一般的な話をすれば、値段の安い航空券の多くは、フライトが確定してしまっていて、そこからの変更はできないことが多くなっています。
50%~100%の手数料がかかることも?
典型的な例をあげると、もしフライトを変更するような場合は、その航空券の価格の50%相当の手数料がかかるというようなことがあります。
これは言い換えますと、せっかく安い航空券を手に入れたにもかかわらず、もしフライトに変更が生じた場合は値段は1.5倍になります、ということに等しいわけです。
50%の手数料で済むのはまだ良いほうで、変更は一切できない、払い戻しするには100%の手数料がかかるというチケットも珍しくはありません。
払い戻しに100%の手数料がかかるということは、払い戻しの場合を行ったところで結局は1円も手元には戻ってこないということになり、わざわざ払い戻しの手続きをする意味が全くありません。
新たにチケットを買いなおすなんて勿体ない!
もし何らかの理由で予定していたフライトに乗れなくなってしまった場合は、あっさりと諦めてそのチケットをゴミ箱に捨て、新たにチケットを買い直すことと同じということになります。
もちろんその場合、買い直すチケットが値段の安いものとは限りません。
もしかすると正規運賃に近いようなチケットを買わざるを得ないかもしれないのです。
まだ、あきらめないで!
では、格安の海外航空券を予約したいけれど日程が確定でないときには諦めるしかないのかというと、実はそんなことはありません。
値段の安い航空券の中にも、フライトを変更できるものもあるからです。
もちろんその値段は変更不可能なチケットに比べると高いことは間違いありませんが、それでも正規運賃と比べるとはるかに安いというものは多くあります。
特に、往復の海外航空券を考えた場合、往路はともかくとして復路に関しては比較的自由に変更が利くチケットもあります。
現地滞在をちょっと延ばして予定を変更しゆっくりと観光を楽しみたいというようなときにも対応可能なチケットです。
さいごに
ちなみに、予約だけを入れておいて買うのが良いと思われる人もいるかもしれませんが、この手段ははるか昔ならばいざ知らず、今ではほぼ通用しません。
予約と購入を同時にしなければならないとか、少なくとも予約後数日以内には購入しなければせっかく予約したチケットも自動的に取り消されてしまうような仕組みになっていることが多いためです。