原油価格と燃油サーチャージ価格って!?海外旅行に行く際の注意点

海外航空券を購入するときに、必ず必要になってくるのが、燃油サーチャージです。原油の値段が高騰した2008年ごろに、航空便によっては、チケット料金よりも高くなるケースが続出したことで話題になりました。
そもそもこれは、変動する原油の値段に対応するためにチケット代とは別に徴収される、いわばガソリン代です。原油の値段が上がればこれも高くなり、逆に下がれば、安くなる仕組みになっています。
1年のうちに数回改訂される
燃油サーチャージは日々の原油価格にそのまま連動しているわけではなく、1年に何度か価格改訂されます。実際の価格をできるだけ反映させるために、1年に6回、2か月ごとに変更や見直しを行う航空会社がほとんどです。
変更する前の2か月間の平均価格を出して、それを次の2か月間固定します。
1年の間に何度も海外に出かける人にはこの価格の変動はとても重要です。
ただ、原油価格が下がってくるとゼロとなることもあります。旅や出張などで機会が多い方はここに関して十分理解しておくことをおすすめします。
航空会社の燃油廃止基準をチェックする
かかわる機会がほとんどないので、知らない方が多いでしょうが航空会社は、燃油廃止基準を設定しています。原油の値段がこの基準価格を超えると燃油サーチャージが発生し、下回っている間はゼロとなるのです。
たとえば、日本の大手航空会社2社の燃油廃止基準は、1バレル6000円に設定されています。
原油価格はドルで取引されています。
多少面倒かもしれませんが、為替のチェックも必要です。そして原油という風になります。たとえば1ドルが100円の場合、1バレルが59.99ドル以下の場合は、燃油サーチャージはゼロということになります。
今後の動向はどうなるか
一時期1バレルあたり130ドルを超えていた原油価格ですが、シェールオイルが積極的に採掘されるようになり、これまで原油を輸入していた国がシェールオイルを輸出するようになったため、価格が下がるあるいは横ばいこそすれ、急騰することはないと多くのエコノミストは見ています。
このため、多少の燃油サーチャージは必要になることもあるかもしれません。
しかし、チケット料金よりも高い費用が必要になることはこの先しばらくはないと予測されています。

さいごに
少し手間がかかりますが、細かいチェックをすることでお得になることはあります。
燃油サーチャージが適用される基準日は、予約日でも出発日でもなく、支払日となっています。
クレジットカードで支払う場合は、この点にも注意が必要です。
なぜなら、このことがあとになって後悔する人がわりと多いからです。
燃油サーチャージの変更は、所轄の国の機関、日本でいうと国土交通省に申請されるため、変更前に情報を知ることができます。
そのため、支払日が変更日と近い場合は、この動向を確認しましょう。
そこで調べた内容や状況によっては支払方法を変更することでお得になることがあります。
チケットサイトによっては、変前後に情報を掲載しているサイトもありますので、チェックすることをおすすめします。