海外航空券をキャセイパシフィックで買うメリットとは何か?
キャセイパシフィックというのは香港の航空会社であり、香港のフラッグとなっています。
ちなみにキャセイというのは中国の昔の英語名称です。古い英語では、中国はChinaつまりチャイナではなくCathayつまりキャセイと呼ばれていました。Cathayは、元をたどればかつて満州地方に住んでいた民族である契丹に由来すると言われています。
なお、香港は現在は中国の一部ですが、かつてはイギリスの植民地であり、その時代に設立された企業であることもあって、アジア、中国にある会社でありながら、中国色よりはイギリス色、西欧色の濃い事業者となっています。
キャセイパシフィックで航空券を買うメリットとはどこにあるのでしょうか?
キャセイパシフィックの海外航空券は割安!
1番目のメリットとして海外航空券の値段は日系の会社に比べるとかなり割安になっていることが多いです。
しかしながら、サービスが充実しており、顧客満足度の高い会社の一つ。とくに、日本人旅行客にとっては、機内で日本語が通じるかどうかはその会社を選ぶ上で重要なポイントの一つでしょう。
基本的にどんな海外航空会社であっても、よほどのことがない限りは日本に乗り入れている路線では日本人客室乗務員が最低一人は乗務しています。
日本人乗務員の割合が高い
よほど困ったときにはその日本人に対応してもらえば日本語が通じないということはないわけですが、2番目のメリットとしてキャセイパシフィックはその中でも日本人乗務員の割合が高いのです。
さらには日本と香港を結ぶ路線だけではなく、香港から世界各地を結ぶ便にも最低1名は日本人客室乗務員が乗務しており、そういう意味では日本人にとっては非常に安心できる航空会社の一つです。
航空アライアンス
航空アライアンスとしてはワンワールドに加盟しており、日本のJALと同じアライアンスです。
そのため、3番目のメリットとしてキャセイパシフィックの海外航空券を買う場合、そのマイレージはJALのマイレージとして貯めることも可能ですし、逆にJALで貯めたマイレージでキャセイの無料航空券を手に入れることも可能です。
もちろん、ワンワールドの上級会員であれば、例えば受託手荷物の優遇サービスや空港ラウンジ利用サービスなどをキャセイパシフィックの便においても同様に受けることができます。
さいごに
もし、国内線をJAL主体で利用している人であれば、海外旅行時にはキャセイパシフィックの利用を検討する余地が十分にあるでしょう。
香港国際空港にある同社のラウンジは、自社の拠点空港だけあって非常に立派で、一度は訪れてみたいラウンジとしても知られています。