お得に利用するために知っておきたいハワイ行格安航空券の求め方
「ハワイへの直行便にはLCCがありません」
日本からハワイへ直接いってくれる航空会社は、JAL(日本航空)とANA(全日空)、大韓航空、UNITED航空、DELTA航空、チャイナエアライン、ハワイアン航空とすべてレガシーキャリアの航空会社です。また少数の会社の独占状態で、まるで新幹線のように価格競争が起こり難い環境になっています。
そのために目立った価格下落が起こりません。ちなみにスタンダードプライスを紹介しますと、ANA、JAL、UNITEDが10万円前後~で、DELTA航空、大韓航空などは9万円あたりからの価格帯になっています。
それ以外は10万円を超えてきますので、なかなか格安航空券を見つけにくい状況です。ですが、格安チケット専門の旅行代理店では期間限定のキャンペーンをよく行っていて、2016年6月現在でも大韓航空などの乗り継ぎ便で4万円前後のチケットが購入できます。
格安チケットは入手困難
一般的に海外航空券には2種類あります。ひとつは正規割引運賃・PEXで、サービスの充実したチケットです。
もうひとつはツアー向けのフィックスチケットで、格安チケット・ITと呼ばれるものです。
この格安航空券・ITは、かつてH.I.Sが売りだしてから日本で定着した格安チケットで、ツアー向けの割引チケットをバラ売りすることで価格値下げが可能になっています。
正規割引運賃・PEXに力を入れているので、近年取扱い量が少なくなる傾向にあるのです。
つまりITはフライト便の指定や変更ができないなどの制約が多く、入手も困難なデメリットがあります。
大阪・名古屋が穴場
ハワイ行の便では、やはり東京発(成田・羽田)に直行便が多く、料金もやや割高傾向になります。
特に利便性の良い羽田発がもっとも高いといえるでしょう。
そこで大阪・名古屋からの乗り継ぎのルートを考慮することをおすすめします。トータルの交通費を計算して、当日乗り継ぎができる安めのチケットを狙うのも有効でしょう。
いかがでしたか?
また、ハワイ行き格安チケットが安い時期というのがあります。
カレンダー通りの休日休暇で旅行している人やまとまっている旅行ばかり利用している方は気付きにくいですが、個人旅行でハワイに行く場合は、格安の時期を狙うのが大事なポイントになります。
その時期は1月中旬~1月末と4月上旬~中旬、それに5月ゴールデウィーク明け~7月中旬と10月~12月中旬といった短期間で散らばっています。ただし12月は毎年第2日曜日にホノルルマラソンが行われるために、その直前は高くなりますのでご注意ください。
この時期は会社勤めの方には休みがとり難いために、そちらの調整をする必要が出てくるでしょう。