韓国最大手の大韓航空!その歴史や価格、機内サービスまで徹底チェック!
大韓航空は韓国のソウル特別市に本拠地を置く航空会社です。韓国における最大手の航空会社であり、アジアでも主要な航空会社です。国際貨物輸送では、世界第2位を誇り国際旅客輸送では17位となっています。
仁川国際空港を国内線ハブ空港としてアジアからヨーロッパ、アメリカと世界を結んでいます。
日本では成田発の大韓航空機でホノルルなどを安い価格で旅行できるため親しみのある航空会社です。
大韓航空の歴史と今を見ていきましょう。
国営の航空会社から民間の会社へ
大韓航空の歴史の始まりは、前身である大韓国民航空社が1946年に設立されたのが始まりです。
その後、1962年に国営会社、大韓航空公社となります。1969年に民営化されて大韓航空となりました。
民営化のきっかけは現在の韓国大統領、パククネの父であり当時の大統領であった朴正煕が韓進グループに民営化を相談したことによります。民営化以前は、国内線と近距離での国際線を飛んでいました。
そして民営化後、最初の国際線は韓国と日本の大阪を結ぶ線でした。
シンボルマークや制服の変化
大韓航空の機体はライトブルーとシルバーを基調としたデザインですが、かつては白地にレッドとブルーのカラーリングでした。また、機体についたシンボルマークは国旗の太極をイメージしています。制服は変遷を重ね、2015年に薄いベージュのジャケットにスカートやパンツを合わせる制服に変わりました。
これは、デザイナーであるジャンフランコ・フュレによるデザインです。そしてアシスタントパーサー以上の制服は薄いブルーのジャケットにブラウスとカーディガン、スカーフやエプロン、髪飾りをつけるものとなっています。
機内食にとどまらないサービス
機内食は空の旅の楽しみですが、大韓航空の機内食は機内食部門のオスカーともいえるマーキュリー賞を二度受賞しています。韓国料理であるビビンバを1996年に、韓国風そうめんを2006年にそれぞれ受賞しているのです。
また、サービスは機内にとどまらず、世界的に有名な観光スポットである美術館において韓国語による音声案内サービスを行なっています。その美術館というのもルーブル美術館や大英博物館といった場所にあります。
さいごに
大韓航空は宇宙航空事業にも取り組んでいます。そのほかにも、さまざまな社会貢献事業を行っているのです。仁川国際航空の近くにある小学校での英語教育や、大学生や専門学校生を対象としたデザインコンテストなどの若い人に向けた事業を行っています。
また、ホームレスの家族のために家を作ったり、ひとつの村と姉妹協定を結び、村の医療支援をおこなうなど、その社会貢献の幅は広いです。航空事業にとどまらないその活動は、高い信頼・評価に値します。