歴史ドラマのロケ地にもなった!九州のおすすめ観光ポイントは?
日本の中でも、九州は歴史の古い場所として知られ、多くの観光地があります。九州は元々外国に近いことから、古くは弥生時代から交易があったのです。
当然、その後も外国との交流が盛んになり、現在でも多くの歴史的な価値のある観光地があります。
歴史ドラマなどでもロケ地として選ばれるのは九州が多いです。では、九州を観光する場合には、どのような観光地を選んだらよいでしょうか。
弥生時代の遺跡・佐賀県「吉野ヶ里遺跡」
北部九州のほうに関しては吉野ヶ里遺跡があり観光地となっています。吉野ヶ里遺跡は、弥生時代の遺跡になります。県で言うと佐賀県になりますので、博多から1時間程度で到着することができるでしょう。
福岡県には「元寇の時に作った土塁」
北部九州の博多湾沿岸一帯には、元寇の時に作った土塁があります。1274年の文禄の役のときには土塁は築かれていませんでしたが、弘安の役の頃には既に作られていました。
熊本県「熊本城」は豊臣秀吉時代に加藤清正が建築
福岡県の南に位置する熊本県には、震災でダメージを受けた熊本城があります。熊本城は秀吉の時代に加藤清正が建築したお城です。
有名な観光地として知られていますが、震災後は立ち入り制限がかかっている場所もありますので、注意が必要です。
長崎県は多くの世界遺産が残されている街
オランダや中国などと交易があったことから、多くの世界遺産が残されています。例えば長崎市です。長崎市は、坂が多い街として知られていますが、至るところに教会があります。
この教会は、当時キリスト教が布教していた時に広まったものです。ただその後、徳川時代には禁教令が出ましたので、布教活動はそれほどされていません。
近代になると、軍艦島ができました。軍艦島は、現在世界遺産に登録されています。かつては漁船等を手配しない限りなかなか渡ることができませんでしたが、現在は観光として島に行く船も出ていますので、気軽に行くことができるでしょう。
さらに、長崎には島原の乱があった島原市があり、島原城を臨むことができます。
さいごに
南九州のほうに目を向けると、鹿児島県の城山は自然の多いところです。西郷隆盛が自刃した場所でもあります。
鹿児島県の南には、知覧や加世田があります。昭和20年には神風特別攻撃隊の基地があった場所になります。神風特別攻撃隊の出撃のときには、最後に開聞岳を見て日本に別れをつげたと言われています。
その開聞岳は、鹿児島県の1番南に位置しています。富士山のような形をした山です。周りには何も邪魔するものがないため、きれいに見ることができるでしょう。
基地の飛行場は、現在はありませんが、代わりに記念館があります。どちらに行くにしても、駅からバスを使わなければいけない場所になります。