航空券予約の際に知っておくと役に立つ便利な専門用語とは?

出典:Noriko YAMAMOTO

知っていると便利な用語には様々な専門用語があります。知らなくてもどうにかなる言葉もありますが、なかには知っていると知らないとでは予約方法が変わったり、それによって得したりするような言葉もあります。そこで今回は海外航空券を予約する際に知っていると便利な言葉を4つご紹介して行きます。

知って得する「アドオン」旅の楽しみ方が増える「オープンジョー」

PC用語にもアドオンという言葉がありますが、海外航空券に関する用語としてもたびたび登場します。正確には「add-on運賃」と言って、国際線を利用する時だけに使える特典となっています。
これは国際線を利用する時に乗り継ぎとして利用した国内線が割引運賃になることを言います。必ず付いてくる特典というわけではありませんが、場合によっては国内線の運賃が無料になることもあります。
いくつかの都市を周遊したい時に便利なのが「オープンジョー」です。到着する空港と出発する空港が異なっていて、尚且つその空港間を移動するための運賃を含んでいないことを指します。
具体的にはAという空港に到着したら鉄道などで各都市を観光しながらB空港まで行き(この間は別料金)、そこから帰国するということが出来ます。海外航空券を予約する際に航空券によっては「オープンジョー可能」との記載があります。それを利用すれば簡単に周遊旅行が計画出来るというわけです。

空港で便利な言葉、意外と知らない「燃油サーチャージ」

予約方法には関係ありませんが、空港内で便利な言葉です。
これはアルファベットで示したコードのことで、「ツーレターコード」は航空会社を2文字で、「スリーレターコード」は空港名を3文字で表しています。例えば日本航空はJL、台湾の松山ならTSAといった具合です。航空券の確認や空港で掲示板を見る際に役立ちます。
聞いたことはあるけれど実はわからないのが「燃油サーチャージ」ではないでしょうか。
これは航空機の燃料となるガソリンが高騰したことで導入されたもので、航空券とは別に燃料代の1部として負担します。その金額は原油の市場価格によって3か月ごとに見直しが行われています。原油価格が下がれば無料になりますが、航空会社によって設定金額は異なります。海外航空券を予約する際は燃油代込みで比較するようにしましょう。

さいごに

他にも様々な専門用語がありますが、知っていれば選択の幅が増えることは間違いありません。一度に全部は覚えきらないので、予約方法を確認するたびに少しずつ知識量を増やして行ってはいかがでしょうか。

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