航空券予約の際に気をつけたいチケット購入期限と予約方法の確認

出典:Noriko YAMAMOTO

一般的に「予約」というと、現品を受け取る際に支払うのが一般的ではないでしょうか。では海外航空券を予約する場合も同じなのでしょうか。実はこの考え方はとても危険で、海外チケットは確保を済ませればひとまず安心、という訳ではありません。予約方法についてきちんと確認していれば手続きの説明がなされているのですが、行き当たりばったりで確保を済ませてしまうと思わぬところで躓いてしまう可能性もあります。

予約方法と同時に確認したい購入期限

海外航空券に限ったことではありませんが、チケットは確保したら現品となるチケットを受け取るよりも前に支払いを済まさなければなりません。現品と交換というスタイルではないのです。その支払いを済ませなければならない期限を「購入期限」と言います。この購入期限はオーダーした航空券の種類によって適用されるルールが変わることがあります。いつもとは異なる種類の航空券を予約したい場合は予約方法と一緒に購入期限についても確認しておくようにしましょう。
チケットの手配に慣れていないとチケットの予約を済ませた後にうっかり購入期限を過ぎてしまうということもあります。この場合、オーダーは取り消しとなってしまいます。せっかく手間暇かけて確保したものが使えないというだけでなく、貴重な休暇を台無しにしてしまうことになり兼ねません。
ならば保険として予め複数の便に確保を入れておいて支払いをしなければ良いのではないか、そんな風に考える人もいます。しかし基本的には重複しての確保をすることは出来ません。平等に確保を入れることが出来なくなるからです。

航空会社によって異なる購入期限

実はLCC(ローコストキャリア)の航空券は確保に対して購入期限をほぼ同時に設定しています。確実に乗客を掴んでキャンセルを少なくしたいからです。支払いの手続きに時間がかかるようなケースでも数時間以内に設定されていたりします。
ところが一般的な航空会社は3日~4日以内に設定しているところが多くなります。これが意外と厄介で、「前回は4日以内だったから明日でも大丈夫」そんな風に思い込んでいると期限の3日を過ぎてしまうということが起こったりします。思い込みは危険です。また航空券の種類によってはイレギュラーに早まる事もあります。支払いは早めに、そして余裕を持って行いましょう。

さいごに

同じ言葉を使用していても業界によってその意味する内容が変わることはよくあります。安易にわかったつもりになるのではなく、慎重さも忘れないようにしましょう。手間を無駄にして損をするのは誰でもなく自分自身なのですから。

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