航空チケットの発券日によって燃油サーチャージ額が変わってくる

出典:tingyaoh

台湾へ航空機で移動する時、航空券の代金の他に空港税や燃油サーチャージなどがかかることがあります。空港税は主に施設利用料として徴収され、燃油サーチャージは高くなった燃料代の一部を利用者が負担する仕組みになっているのです。

発券日で燃油サーチャージ額が変わる

燃油サーチャージとは原油相場に応じて変化するものなので、原油相場が高騰してくると高くなるのです。しかし毎日のように金額が変化するものではなく年に6回金額の見直しがあり、その前までであれば金額はそのままになります。もし今燃油サーチャージがとても安い、もしくはゼロの場合台湾への旅行はとてもお得になるでしょう。しかし、原油価格が高騰してきたところで年6回の価格見直し時期が来れば燃油サーチャージが高くなってしまうのです。ですが、利用日によって金額は変わらず、発券日によって変わってくるため早めに発券することができるのなら、燃油サーチャージ額が低いうちに発券しておいた方が得になるでしょう。

早めの発券がお得になる場合

台湾へ絶対に出かける、まず変更やキャンセルはないという場合には、早めに発見しておいても万が一を除いて損はしないでしょう。しかし、変更やキャンセルがあるかもしれない時には、早めの発券が必ずしも得とは言い切れません。というのも、キャンセルするにはキャンセル料がかかってしまい、費用を安く済ませた分を超えてしまう可能性もあるからです。そのため変更やキャンセルの見込みが少なく、キャンセル料が発生してもそれほど損ではない時には、燃油サーチャージがお得な時に発券してもよいのではないでしょうか。

さいごに

格安海外航空券を売り出している旅行代理店などの中には、一層安い金額で宣伝したいがために空港税や燃油サーチャージなどを省いて書かれている場合があります。そのケースでは、たいてい数字の近くに小さく別途と書かれているのです。すると、代金にあらゆる費用が込みにした料金と航空券代以外は別途とされた時、計算してみたら結果的に全て込みの航空券の方がお得だったということもあります。なので、台湾までの格安航空券を選ぶ時にはただ金額だけに注目するのではなく、その周りや注意書きに空港税や燃油サーチャージの扱いがどう書かれているかをしっかりとチェックしておきましょう。ちなみに、空港税についても台湾の相場がどれくらいかを知ってから航空券を手配すると余分に取られていないかチェックができます。

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