日本で初のチャーター便を運航する台湾拠点の遠東航空とは?
台湾に拠点をおく遠東航空は、2015年の6月より大阪~台中(台湾の中央部に位置する都市)で定期チャーター便が就航するとして昨年ニュースになっていました。
台湾の老舗の会社として知られており、昔は台湾国内を中心に運航していましたが、現在では中国での路線を中心とした国際線として知られています。
日本での海外からの定期便は多いのですが、遠東航空を知らない人も多いのではないでしょうか?今後日本でも本数が増えるのでしょうか?
そんな遠東航空について調べてみましたので参考にしてみてくださいね。
台湾が拠点の遠東航空とはなに?
遠東航空は英語表記でファーイースタン(Far Eastern)航空と読みます。
過去に経営が悪化し、運航自体を中止していました時期がありましたが現在では再開しています。
マクドネル・ダグラスのMD-83の機体を使っていることでも知られています。
細長い美しい機体のファンも多く、外観としては白の機体でシンプルな赤のラインが入っているものです。
また、機首に取り付けられている黒いドレームも特徴です。
日本では数年以上前に撤退してしまっているので懐かしい人もいるのではないでしょうか?
日本だけでなく世界的に幅広く調べても80シリーズの機体を使っているところは少ないのです。
リアエンジン方式の小型短距離向けの機体で、近年次世代機として最新シリーズの90シリーズも出ています。
快適な機内ライフの目安で座席数があります。
MD-83は中型機の目安となる200席と比べると、165席ということから広く感じるでしょう。
後方の席でなければエンジン音などはさほど気にならないようです。
遠東航空の運航本数や機内について
第一弾として日台路線を行ったのが関西空港のある大阪でした。
名古屋からも定期便が出る話があったようですが現在は進行していないようです。
チャーター便として期間限定で運航していた時もありますが、今現在定期便として運航しているのは、大阪→台中間16:15~18:00と台中→大阪11:40~15:15のみ木曜日&日曜日の運航となっています。予約はJTBが窓口になっていますので問い合わせしてみてくださいね。航空券は激安とまではいかないようです。
機内には日本語はもちろん、中国語や韓国語、タイ語などの表記もあるそうです。
搭乗者には茶菓子と飲み物も出ますし、雑誌なども完備されています。
エチケット袋などもありますし一通りのものはすべてそろっています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?台湾と日本を結ぶ運航本数はまだ少ないものの今後増える可能性もあります。
今は世界的に見ることが出来ないMD-83の機体を楽しむのもいいですよね。
ぜひ台湾旅行に向かう際は利用してみてください。