建築が好きな人におすすめな情報!上海に行けば基本から勉強できる

日本と深い関わりのある中国。上海は、経済の中心としての貿易都市です。そのため様々な文化が入り交じり、中国の中でも特有の雰囲気がある街です。文化の融合がよく現れているのが建築物。上海の意外な一面を求めて、建築から上海の歴史に触れてみませんか?
セッコモン建築をお洒落な雰囲気で楽しむ「田子坊」
セッコモンは西洋文化と漢族で誕生した建築様式です。1860年代から流行し、主に住宅として使用されました。特徴はアーチ型の石門とレンガ使い。
街中を散歩しながらこの石門を見比べるだけでも、芸術的で趣があります。
石庫門建築を改築した「田子坊」の一帯は現在カフェやアートスペースとして利用されており、若者のお洒落スポットとして注目されています。
「田子坊」の住所:上海市黄浦区泰康路210弄
意外な歴史が潜むところ
イギリスの有名建築デザイナーが1933年に建てたもの。
古代ローマのバリシカ様式を採用したコンクリート建築です。
光が差し込むようにデザインされた外観が印象的で、中に入るとスロープや階段が交差していてまるで迷宮のよう。
しかし実はもともとここは、東アジア最大の家畜屠殺場だったのです。
スロープは牛を歩かせるためのもので、4階建てで冷蔵室や鮮肉市場が設置されていました。現在はバーやレストランとして使用されていますので、今の状態からは想像できないような歴史を辿りながら不思議な空間を楽しんでみましょう。
「1933老場坊」の住所:上海市虹口区??路611号
時空を超えた不思議な感覚に浸る「フランスソカイ地区」
上海市内を散歩していると、どことなくお洒落な雰囲気が漂う地域があります。
おそらくそこは旧フランスソカイ地区。
実は上海はアヘン戦争(1840-42)後に租借地として租界を形成し、特にフランスは単独でフランスソカイを作りました。フランスは上海の中にフランスの町並みを再現しようとしたそうで、建物を見ながらプラタナスの並木道を散歩すると、まるでパリにいるような気分になります。
このエリアの現在は欧米人のオーナーが経営するカフェやレストランも多いので、散歩しながらふらっと入ってみるのも良いですね。建築物を見るだけでも様々な歴史が隠れている上海。
いかがでしたか
自分の足で探りながら、新たな発見の旅に出かけてみてください...!
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