中長距離で活躍している、LCCスクートとはどんな航空会社なの?

出典:Kentaro IEMOTO

サービスのよさには定評があり、イギリスの調査会社のランキングでも5つ星を獲得したことのある航空会社が、SINGAPORE航空です。そのシンガポール航空が設立したLCCがスクートです。2011年に設立され、シンガポールやシドニー、台湾の台北にも飛んでいます。お値段は2万円以下ですが、格安とは呼べずそこそこ安い台湾LCCが、スクートです。

中長距離が得意なLCCスクート

SINGAPORE航空が設立し、当初はシンガ~シドニー間を就航していたスクートですが、日本への就航も早かったようです。2015年になり、関空や新千歳など日本の地方空港にも就航するようになりました。
他のLCCとの違いとしてよく挙げられている点は、機材にボーイング787やボーイング900を用いているところです。もちろん、長距離にも対応しています。シドニー、バンコク、天津など、台湾以外の国への利用もしやすくなっているのが、スクートの大きな特徴です。

実際にはお値段はそこそこのLCCスクート

スクートを利用してみると、格安航空券といっても、特別に安いというわけではないことに気づきます。運賃体系は、4段階に分かれています。フライ、フライバッグ、フライバッグイート、スクートビズです。スクートビズは、レガシーキャリアであれば、プレミアムエコノミーに相当します。バッグやイートが付くと手荷物や機内食が付くわかりやすい運賃体系です。
運賃は、変動型になっていますので、一定しておらず、時価によるものと考えてください。空港使用料も必要になりますが、片道では、1万7千円前後になりますので、格安とは言い難いLCCです。
機内持ち込み重量制限は、7kgですが、手荷物用の小さなバッグなら、プラス3kgまでは大丈夫です。東京~台湾までは、5時間を超えることはありませんが、5時間以上のフライトですと、各種手数料が割高になります。

さいごに

前評判も高く、シンガポール航空が設立したLCCとして、安心して利用できると評判のスクートですが、実際にはどうでしょうか?成田~台北では初めてのLCCということもあり、当初は注目されましたが、台北発の時間がとても早く、早朝になっています。台湾LCCは、どの会社もどちらかといえば、台湾人の利用を主に考えられていて、スクートも同様です。
運賃は、荷物が多ければ、往復3万円~4万円前後になります。セールや限定価格で格安を狙うなら、どうしても他社LCCになってしまいます。機材がシンガポール航空の中古ですので、大手とシートは変わらないにせよ、多少の汚れや使用感ありとの報告があります。
機内への食べ物の持ち込みは原則禁止です。機材にもよりますが、室内は広めです。機材は新しいボーイング787-9になってきているようです。そのため、シートは狭いという感じではなく、日本の国内線に乗り慣れている方なら違和感なく乗り続けることができます。

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