LCCジェットスターの発着時間遅れや欠航の場合の対象方法は?

出典:flugzeugprivat

空の旅だとしたらジェットスターは群を抜いた安さです。片道運賃が1万円以下だったり、片道3,000円なんて破格のチケットも販売したりすます。これだけ安いのは、徹底したコスト削減です。自社のオフィス窓口はなく、ウェブサイトで航空券の予約販売、搭乗時のチェックインまでを行っています。

窓口業務がないわけですから人件費、オフィス賃料、光熱費などを抑えることができるわけです。利用者を持ち込む荷物を厳密に重量制限して飛行機の重量を軽くして燃料費を安くしたりもしています。また機内サービスを有料にして、過剰なサービスを抑え、人件費削減を実現しています。離着陸の時間も短縮して回転率を上げています。

デメリットも知った上で利用しましょう

そのためデメリットも多く発生することになります。すべてが自己責任になり、機内環境は、座席間隔が狭く、ドリンクサービスが無いです。手荷物は、無条件で有料で、追加料金が発生します。座席指定にも料金がかかりますし、購入するにも手数料があります。また同じ便であっても、すぐ金額が変わってしまうという問題もあります。

例えばStarterだとチケット名は同じであっても、空席が多ければ安く、少なければ高くなるわけです。一番安い価格の枠が売れてしまえば、次はそれより高い価格枠という感じで、どんどん値上がります。金額の変更は時間がたればたつほど高くなることになります。時間の遅れには要注意です

キャンセルは不可なため返金はありません

またStarterなどではどんな理由でもキャンセルする場合は、返金がなく、乗り遅れても返金は決してされません。さらに遅れたり、欠航したりする場合が多いことが挙げられます。

離着陸の時間も短縮して回転率を上げようとしているために、離着陸時間で多少の遅れがでる場合が多く発生します。

積み重なると大きな遅れに

しかし、最初はちょっとした遅れですが、1日の最後にもなると積み重なって大きな遅れになっていきます。定時発着率は70%くらいで、JALやANAの90%前後とは比べ物になりません。この場合、「定時」とは15分遅れを含んでいますから16分以上遅れる確率は3割もあるという結果になります。

しかも成田にしろ、福岡にしろ、24時間運営の空港ではないです。遅れが積み重なり欠航になることもあります。その場合でも自社都合の欠航とは言っても、宿泊先の手配などはありません。

さいごに

そうは言っても、座席が多少の狭いであるとか、遅れるとかいう問題も金額の安さにはかないません。

せいぜい乗っているのは1~2時間程度ですので特に気にならないと感じる声もたくさんあります。

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