各航空会社で無料に!そもそも燃油サーチャージの仕組みって何?
ANAとJALは、2016年4月1日より燃油サ一チャージ料金を無料にすることを発表しました。これは原油安でジェット機の燃料が下がっていることが関係していて、燃油サ一チャージ料金が無料となるのは6年半ぶりのことだそうです。
つまり、料金が無料となるのは今だけとも考えることができますね。
今旅行に行けば無料なのでお得に海外旅行へ行けます。ドバイの原油の金額もここのところ下がり気味ですし、しばらくはこういった状態が続くと思われますが、いつまた料金を取るという方向に話が行くかわかりません。
燃料価格の高騰に伴い、運賃とは別に燃料代として支払わなくてはならなくなります。
原油と燃油サ一チャージの仕組み
原油価格の変動に伴い、燃油の値段も変動します。そこで年6回ほど改定するような仕組みになっています。各日スポットの値段の2ヶ月の平均によって適切な金額を確定し、2ヶ月間固定するという仕組みです。つまり、4月に無料となったので、今後2ヶ月の間は海外旅行を安く楽しめることになります。
原油価格がいくらになったら燃料代が無料になるのか、ということですが、これは、JAL、ANA共に燃油廃止基準を1barrel6,000円で設定しています。この基準を適用させている外国企業も多いため、今は価格が無料となっているところが多いわけです。原油価格がこれからも1barrel6,000円以内に収まってくれていれば、しばらくは安定して安い値段で海外旅行を楽しめる計算となります。
燃油サ一チャージの仕組み
否か予測が付くことがわかりました。それに伴い燃油サ一チャージの価格が決まったあとに買うのがお得なのか確定する前に買うほうがお得なのかが変わってきます。もし来月から値上がりすることが確定しているのであれば、値上げ前にチケットを購入するとお得であるといえます。反対に燃油サ一チャ一ジの値段が掛かる月から翌月以降掛からなくなることがわかっている場合は、値下がり後にチケットを購入するとお得になります。
さいごに
燃油サ一チャージ料金を無料にしている会社は、大韓航空やアシアナ航空、エアプサン、チェジュ航空、ユナイテッド航空、キャセイパシフィック航空、デルタ航空などその多くの企業で無料にするという動きが出てきています。