アジア最大規模の南方航空を中心に中国の航空会社について調べてみました

中国国内にある航空業界には、数多くの会社が存在しています。
まずは大きく分けて4つあります。
中でもアジアで最大規模を誇る南方が有名です。この会社と資本提携しているのは、アモイ、河南、珠海、貴州、重慶、スワトウになります。2014年時点での売上高は1085億元、旅客運輸量は約1億90万人を超えています。
第2位の東方航空
南方に次いで国内で第2位の規模である東方は、2014年時点で売上高901億元、純利益は41億元となっており、旅客運輸量は約6600万人で、世界の会社の中でも7位の旅客数となっています。
近年ではさらなる規模の拡大を図っています。
東方と資本提携しているのは、上海、中国貨運、中国連合、上海国際貨運、幸福の5社となっています。
第3位につける中国国際航空
中国で第2位の東方の次に位置する規模である中国国際航空。
実績としては、2014年時点での売上高は1058億元で純利益が38億元です。
そして、旅客運輸量は約5400万人を超える国内で第3位の会社になります。
この規模は世界でもトップクラスです。
また中国国際航空は、キャセイパシフィックや深セン航空など様々なところと資本提携を結んでいます。
第4位の海航集団
南方、東方、国際の次に来るのが、国内で第4位の規模になる海航集団です。2014年時点での売上高は360億円となっていて、純利益が20億元、旅客運輸量は3500万人を超えている航空会社になります。海航集団と資本提携している会社は6社あり、香港、天津、祥鵬、中国西部、北京首都、福州です。
また、格安会社として唯一存在しているのは、春秋となっており、その他にも吉祥などの独立系航空会社が複数あります。
さいごに
これらのように、中国国内には非常に数多くの会社が存在していることが見て取れます。
南方や東方、国際、海航集団と行った大手会社の傘下で数多くあるので、利用する際には迷ってしまうことも多いでしょう。
どの中国にも言えることですが、他国と比べて、以前は客室乗務員の対応に不満を持ってしまう方も少なくありませんでした。
これは発展途上だったということもあると思います。
しかし、現在では明るい笑顔で対応してくれるキャビンアテンダントも多くなり、接客対応も向上している傾向にあります。