病気になってしまった!飛行機の予約はキャンセルした方が良いの?
航空券の予約をしたけど、当日病気になってしまったらどうしようと、ふと考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
特に冬の季節的な急な風邪が流行する時期は、体調について不安になってしまいがちです。
病気になった時、飛行機は乗っても問題ないのか、それともキャンセルする必要があるのか、どちらが正しいのでしょうか。
インフルエンザに感染している場合、搭乗は出来ません
インフルエンザにかかっている場合、そもそも飛行機に搭乗することが出来ません。
原則としてインフルエンザ発症10日以内は、咳や触ったものなどから他の乗客に細菌を移してしまう恐れがあるため搭乗出来ないとされています。
ただし、発症から10日経っていなくても症状や体の調子が穏やかで、航空会社が決めている指定医の診断書を提出し、搭乗できるかどうか証明が出来れば、搭乗出来る場合があります。
病気によるキャンセルは払い戻し可能?
予約キャンセルの必要があれば、航空会社に連絡し、手続きを行いましょう。
インフルエンザにかかり、搭乗出来なかった場合、会社によって医師の診断書を出すなどの条件を満たせば払い戻しも可能です。
また、インフルエンザの他にも麻疹や持病などの医師の診断書が提出出来る病気においては、全額払い戻しが出来ることがあります。
それ以外の病気によるキャンセルは、自己都合によるキャンセル扱いとなるので、取消手数料が発生してしまいます。
キャンセル料のパーセンテージは航空会社によって異なりますので、詳細は各航空会社に問い合わせてみましょう。
いかがでしたか
発熱がある、体調が優れないなど、そういった時でも、ちょっとくらいなら大丈夫と思って、飛行機に乗る人も多いのではないでしょうか。
特にキャンセル料がかかる場合、無理してでも搭乗したいと思ってしまうかもしれません。
やはり余計に費用がかかってしまうのは嫌ですよね。
上空は地上で過ごすよりもきついと感じやすいですし、特に長時間のフライトは、身体により負担がかかってしまいます。
無理をして搭乗すると、運行中に上空で症状が悪化し、緊急事態となることも想定されます。
最悪の場合、途中で引き返したり、他の空港に緊急着陸しなければならなくなるなど、航空会社や他の乗客に多大な迷惑をかけてしまうことにもなるかもしれません。
決して無理は禁物です。
当日体調を崩さないためにも、フライトに向けて体調管理を徹底しておきましょう。