海外航空券に加えられる燃油サーチャージ、近い韓国へならお得
燃油サーチャージとは、海外航空券の料金に上乗せして請求される燃料代のことをいいます。日本国内での旅行の場合は特に気にする必要はありませんが、日本から近い韓国へ出かける時にも気にかけておく必要はあるのでしょうか。
原油相場に左右される燃油サーチャージ
航空機を動かす燃料は原油からつくられるので、原油がなくては始まりません。そのため航空会社は常に、不可欠な原油相場の影響を受けていると言えます。たとえ原油価格が高騰したからといって急に海外航空券代をあげることは難しいため、上乗せ料金として燃油サーチャージを取っているのです。するとたくさんの燃料を使う必要がある長距離のフライトではが高くなることは明らかでしょう。
燃油サーチャージが少なくすむ韓国
韓国と日本の距離が他の国へ飛ぶことと比べると比較的近いことから、燃油サーチャージは低い金額で済むことは予想がつくのではないでしょうか。ということは、航空券代にプラスされる余分な費用が少ないのでその分観光や食事、ショッピングなどに使うことができます。航空券代を抑えることと合わせて燃油サーチャージ額の低いところに海外旅行へ出かけることも、お得に旅を楽しむひとつの方法です。
燃油サーチャージは発券日で決まる
例えばタクシーは乗ったその時に距離によって支払う運賃は決まります。しかし海外航空券に加えられる燃油サーチャージは、航空券を発券した日の相場が適用されるのです。そのため低くなっている間に発券しておくことが狙い目と言えます。まず間違いなく韓国へ行くと決まっていて、今非常に得なのであれば先に発券した方がお得でしょう。気を付けたい点としては、万が一出かけられなくなった時発生するキャンセル料が値上がりした分の燃料の代金より高くなる可能性があることです。この心配を頭に入れた上で早めの発券は自己判断で決めましょう。
さいごに
原油価格の相場に影響されることから、逆に原油安になった時はゼロになる可能性も出てきます。距離が近い韓国までの場合特にゼロになる可能性は高くなるでしょう。航空券代に加えて必要になる燃油サーチャージが不要となれば、一層韓国へ出かけたい気持ちが高まるのではないでしょうか。1年に6回ほど変わる価格なので、値上げされる前を上手に利用して出かけてみましょう。