スカイマーク経営不振による経緯をリサーチし今後のスカイマークに期待!

出典:Kentaro IEMOTO

スカイマークと言えば経営不振による裁判が今年の3月に終わったばかりです。そのスカイマークがどうしてそこまで追いつめられる結果になってしまったのか。

また、経営について何か改善する方法はなかったのか、調べてみました。

経営不振に陥った理由とは?

A380による国際線とA330による国内線がきっかけとなり、経営が厳しくなったとされるスカイマークでしたが、実はそれ以前にも段階があったとされています。

もともと羽田空港ではこれ以上の路線を増やすことが難しく、国際線に力を入れ始めていました。
そうなると国内線でどうやって売り上げを伸ばしていくかと検討したときに、より大きな飛行機を使い乗客数を増やす方法が正しいといわれていました。

ですが円高が進み、売り上げが赤字に傾き始めるとA380の購入中止を検討するようになりました。方法としては2つあり、機材の受け渡しの時期を伸ばすこと、目払い金は諦め、別の機材に変更できないか確認することでした。その後、交渉途中だったA380についてファックスが届き、選択を迫られる結果となりました。

JALの判断によるもの?

この話が起きる前にスカイマークは、2010年にJALの経営破綻した時に12機のジャンボジェット機を購入する話があり、1機10億円で購入の話がまとまっていましたが、JALから断わられてしまったそうです。

その理由としてスカイマークが入り込むことで運賃が下がり、取り返しがつかなくなるとJAL側で判断したからだといわれています。

やり遂げようとして失敗したこと

スカイマークは当時JALの経営不振を受け、退職者の大量採用を開始すると発表していました。内容としては機長と副操縦士が120名、整備士が50名、客室乗務員が100名以上の増員を予定していました。これもすべて国際線への準備のためだとしていましたが、A380の影響もあり、これは叶わぬ夢として終わりました。


さらにドル箱と呼ばれる成田~ロンドン、フランクフルト、シアトルなどにも参入する予定もありました。
国際線の運航がすぐ目の前に来ていたのに失敗してしまったとされるスカイマークですが、本来であればスカイマークが国際線を就航させることに疑問視する声もあがっていました。

空港ラウンジやサービス内容からしても中途半端なもので終わるのでは?といわれていたからです。
実際にその夢は叶いませんでした。

さいごに

スカイマークの失敗は今後の経営にしっかり生かされていくことでしょう。
8月より新体制になったスカイマークの成長と、今後の海外進出が楽しみですね。

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