ジェットスターのチケット運賃・予約変更に関する手数料はどのくらい?
ジェットスターなどのLCCは、「予約の変更やキャンセルができない、しかし、安い」という認識でいる人が多いのですが、厳密に言えば予約の変更やキャンセルは可能です。
可能ですが、ジェットスターの場合はフライト運賃の種類によって細かい取り決めや制限が設けられています。
変更時に必要な手数料について
まず変更についてですが、エコノミークラスの通常運賃である「Starter」という運賃タイプで購入したチケットの場合には、日時変更をする時には「手数料が必要」です。変更自体は可能ですが、手数料はホームページで予約変更の場合は3240円、コールセンターに電話をして変更依頼の場合は4320円かかるので注意しましょう。
ジェットスターは空席連動型を採用していますから、同じ出発日の時間変更でも、最初に予約したフライトの運賃と新しく予約をする(変更をする)フライトの運賃が違うことがあります。変更後の運賃の方が高ければ手数料にプラスして差額も支払わなければいけません。反対に変更後の運賃の方が安い場合でも、差額の返金はありません。
予約の変更をすれば手数料は必要になる
どちらにせよ、予約の変更をすれば最低でも手数料が別途必要になるということです。オプションパックである「ちゃっかりPlus」と「しっかりMax」という運賃でチケット購入した場合については、これらのチケットには無料での予約変更の旨が含まれているため変更に手数料は不要です。ただし、「Starter」と同じく、差額の支払いは必要で、返金もありません。
搭乗者名を変える際、Starterは4320円の手数料がかかります。
「ちゃっかりPlus」と「しっかりMax」の場合は無料です。ちなみに、搭乗者名の変更はインターネット上ではできませんのでコールセンターで対応してもらうことになります。
さいごに
フライトをキャンセルする場合ですが、Starterの場合はキャンセルしても払戻金はありません。キャンセル自体は可能ですが、購入したチケット代の分は損をするということです。ちゃっかりPlusでも払戻金はありません。
しっかりMaxであれば、3090円の手数料を払えば払い戻しが可能です。払戻金があるとはいっても格安航空券を購入しているのですから、手数料と差し引きすれば戻ってくるお金はわずかです。なお、フライトのキャンセルには払戻金がある場合を除いて、特に必要な手続きはありません。払戻金がある場合にはウェブサイト、コールセンター、空港カウンターでの払い戻し手続きが必要になるので気をつけましょう。