サービスが良いアジアのLCCとその安い航空券を購入できる格安航空会社

LCCは1960年代のアメリカで始まりました。Low Cost Carrierの頭文字を略してLCCと呼ばれます。
日本に就航したのは2007年ですが、欧米では10年以上前から普及し、利用されてきました。
日本人にはまだ馴染みが薄く、まだ格安航空は未体験という方もいるでしょう。
その名の通り料金の安さがいちばんの魅力となっています。
一般的には、コストの削減をはかることで安い航空券を提供している航空会社をLCCと呼んでいます。
既存の航空会社、Legacy carriers
しかし、Legacy carriersと呼ばれる既存の航空会社とはサービスの内容が異なっていることが多いので注意が必要となります。
格安航空会社は、路線や時間帯や季節などによりますが、レガシーキャリアの航空券のおよそ半分くらいの料金で搭乗することが可能です。
ただ、Legacy carriersで普通に受けることができた無料のサービスが利用する場合だと有料になるということは念頭にして考えておいたほうが良いでしょう。
もちろんエアラインによってその内容は異なります。
LCCでは有料のサービスが多い
レガシーキャリアで無料であった飲み物や食事、毛布、枕やイヤホンなどもLCCでは費用が必要になります。
また、フライトのスケジュールに余裕がないことも多いため、フライトの遅延はよくあることだと言われています。
さらに、マイレージがたまらないので、これにも注意が必要です。
そしてコストを削減している結果、ひとつの便に多くの人を乗せる必要があるため、座席と座席の間の余裕がなく、狭いというデメリットも考慮に入れる必要があります。
アジア旅行に利用してみたいLCC
それでもLCCの安さは魅力でしょう。ビジネスなどではなくスケジュールに余裕があるのんびりとした旅をするつもりなら、アジアのLCCの利用も良いかもしれません。
現在では、アジアのLCCの多くが国際線にも就航しています。
しかし少し前までは、国内線が主流でした。そのため、アジア現地に着いてからの短時間の移動であれば、航空機を使うことも選択肢のひとつです。
日本からアジアに就航しているものもあるので、初めての人は近場のアジア旅行に利用するのも良いでしょう。
さいごに
シンガポールやマレーシア、フィリピンなどのLCCがアジアでは有名です。
乗務員のサービスの質の高さや接客レベルの高さも好評です。遅延率が低いと評判のLCCもあります。
また、マレーシアのLCCは、機内でのサービスは有料のものが多くなっていますが、平成21年から3年連続でベストLCC航空というのに選ばれています。
都市と都市との間が近いアジアを旅してまわる際には、内容自体の充実を良いのでおすすめです。