高額な手数料と引き換えに、航空券のキャンセルは当日でも可能

海外航空券を予約・購入していても個々の事情によってキャンセルしなければならなくなることもあります。ではいつまでキャンセルが可能なのでしょうか。
キャンセルについては航空会社によって対応の異なる点はありますが、基本的には当日でも可能です。つまり連絡をせずに搭乗しないよりも取り消しの連絡を入れた方が良いのです。
手数料に注意
航空券をキャンセルして払い戻しをする場合には手数料が必要となります。航空会社や海外航空券を手配した旅行代理店によって必要となる手数料は異なりますが、手数料を設けていないところはまずありません。どのタイミングでいくらの手数料が必要になるかは大まかで良いので確認しておきましょう。手元に戻る金額が大きく変わるからです。海外チケットは金額も大きいため、タイミングによって手元に戻る金額にも大きな差がが出てきます。
航空券は航空会社から直で買った場合と代理店を経由した場合、このどちらであってもチケットの種類によって払い戻し時の対応が変わります。
チケットには割引などを行っていない普通運賃チケット、各社で割引やセールの対象としたPEXチケット、格安チケット、この3つに分類することが出来ます。
格安チケットを除く2種については発券前(予約だけ済ませていて入金する前の段階)の場合は無料での払い戻しや振り替えといった手続きを行ってくれるケースが少なくありません。しかし発券後には出発までの期間によって相当額の手数料が必要となります。
LCCはキャンセル無しを前提に
LCCに代表される海外格安航空券の場合は出発までにかなりの期間があっても手数料が高くなっています。割高に感じるため納得出来ないという人もいますが、出来るだけ空席を作らないことで格安にしているという側面もあります。キャンセル無しで利用出来ることを大前提として利用するようにしたいものです。
さいごに
海外チケットのキャンセルはそのチケットの種類に応じて手数料が必要となり、それらは決して安いものではありません。渡航計画はキャンセルのリスクが少ないものを立てましょう。そしてキャンセルせざるを得ない場合は迅速に連絡することが大切です。また航空券の種類に関わらず「払い戻し不可チケット」もあります。予約・購入の際にはこの点の確認も忘れずに行いましょう。