好天でも航空便が欠航に!?運航は到着地の天候にも左右される

海外チケットを手に入れ後は出発を待つのみ、そんな時に予約しておいた便が欠航になってしまうということもあります。欠航となる理由は天候によるものが多くなりますが、海外航空券の場合は日本の天気だけでなく到着地の天候にも左右されます。そのような事態もあり得るということを念頭に置いて準備しておきましょう。
念のための事前確認を怠らない
旅行会社のツアーを利用している場合、大抵はキャンセルについて判明した時点で連絡を貰えるようになっています。旅行会社が航空会社への確認を代わりに行ってくれているからです。自宅を出発する前に知っていれば運行状況を確認したり、予定そのものを見直したりと不用意に無駄な時間を過ごさずに済みます。
しかし個人旅行の場合はもちろん、タイミングによってはツアーでもそのような連絡は入りません。天候や空港の状況、運航状態は出発する前に自ら確認するようにしましょう。
空港に到着してから欠航が決まることもあります。欠航によるキャンセルについては全額返金や便の振り替え等で対応してくれますが、それによって被る損害、例えばホテルのキャンセル料や予定変更に伴う出費等は補償してくれません。振り替え便では日程に無理があり予定そのものを諦めなければならないような事態でも、天候が理由の場合は航空会社に責任がないからです。
特にLCCの場合は天候による影響を受けやすく、他の航空会社が運航していても欠航にせざるを得ないようなケースも出てきます。振り替え便になっても問題ないような、余裕のあるスケジュールを組んでおきたいものです。
代替案を検討する
欠航になってしまった時、その事に怒ったりイライラしたりしていても良い事は何も1つありません。それよりも次に何をすれば少しでも良い結果になるのかを考えてみましょう。
そこで検討したいのが代替案です。振り替え便になった時にどのようなスケジュールが組めるのか、思い切って海外航空券をキャンセルして国内旅行に切り替えた方が良いのか、このように代替案を検討するのです。航空会社や旅行会社によって対応方法が変わるので、各社の対応方法を確認した上で次のアクションに移りましょう。
さいごに
海外航空券は国内航空券よりも天候の影響を受けやすく、便が欠航になる可能性も高まります。しかもそれが出発便となると落胆も大きなものになるでしょう。それでも時には諦めも肝心です。海外に行く機会が増えればいつかは経験するのです。そう考えを切り替えて少しでも有意義な時間を過ごして下さい。