台湾全土を1週できる切符を購入して列車に乗ろう、台湾縦断の旅
台湾の鉄道は海岸沿いの都市を結ぶ鉄道網が発達しており、あっという間に目的地に到着してしまう航空機も便利ですが、何度か途中下車をしながら旅をする鉄道もオススメです。
切符は駅の窓口で購入します。窓口は行き先別になっていて、快速と普通列車、通勤列車以外は全席指定のため、満席になると次の列車になりますが、席なしの切符(自願無席票)も発車直前まで購入することができます。
切符は6日前から購入可能なので、予定が確定ならば先に予約しておくと安心です 。
台湾全土を1週できる切符
また、もし旅行先が数カ所ある場合は、台湾全土を1週できる切符(環島週遊票)を購入すると毎回切符を買うよりも安く旅行できます。切符の有効期限は発売 から60日間で、初乗車から15日間の有効期限の中で距離に関わらず7回乗車できます。価格は1706元(約5,300円)です。
また、平溪線、内湾線、集集線では各路線が1日乗り放題(途中下車可能)になる1日周遊券を発売しています。価格はそれぞれ80〜95元(約250〜280円)です。
ネットワーク抜群のバス
台湾の人々の生活にバスは欠かせません。市内バスから近距離、中距離、長距離と台湾全土を隅々まで網羅しています。
中には途中停止せずに、高速道路を通って、列車並みの所要時間で目的地に到着するバスもあります。
長距離バスは、エアコンやトイレなどの社内設備や指定席の有無によってランク分けされており、それぞれ値段が違います。
台北や高雄などの大都市では会社ごとにバスターミナルが分かれており、それぞれの会社ごとに運行されています。出発地のバスターミナルで切符を購入しますが、途中下車の場合は運転手か車掌から切符を購入します。
列車同様に当日でなくても事前に切符を購入できますが、当日券とそれ以外では窓口が別々になっていることがあるので注意が必要です。
さいごに
タクシーをハイヤーして自分好みの旅行をするのもオススメです。観光地ではタクシーが客引きを行っています。
料金はメーター通に行く運転手はほとんどいないので、時間単位または行きたい観光地を指定して、料金交渉するのが一般的です。タクシー運転手は組合で決められた料金を表示してきますが、3分の2くらいまでは安くしてもらえると思っておくとよいでしょう。
運転手の中には日本語が話せる人もいますし、言葉が通じなくても、地図を見せるか筆談で交渉するのも一つの方法です。