ビジネスクラスを利用して海外格安航空券でも優雅な旅が可能
海外格安航空券の特徴と言えば狭い座席、コストカットのための簡素なサービス、このようなものが思い浮かぶはずです。ところが海外格安航空券を利用して優雅な旅を満喫する方法もあります。ビジネスクラスの利用です。
LCCならお手頃価格でセレブ気分
ビジネスクラスはエコノミーの3倍以上の金額になることが多く、一般庶民には現実的ではありません。ところが海外格安航空券の代名詞であるLCC(ローコストキャリア)の中にはビジネスクラスに相当する座席を用意している会社もあります。エコノミーの値段がとてもリーズナブルですから、ビジネスクラスになっても破格の金額になるという訳です。ではどんなサービスとなっているのでしょうか。
各格安航空のサービス
[エアアジアXの場合]
ビジネスクラスに相当する「プレミアムフラットベッド」は2座席が1ユニットとなっていてクッションやブランケットが無料で用意されています。またミネラルウォーター1本と機内食も料金内に含まれています。フルフラットとまでは行きませんが、かなり近い状態までリクライニング出来るシートが特徴的です。足元の窮屈さを感じることなく、機内でゆっくりと休むことが出来ます。
[スクートの場合]
「スクートビズ」はウエルカムドリンク、そして機内食とアルコールも選択可能な1ドリンクが料金に含まれています。また手持ちのデバイスを利用すればスクートTVを無料視聴して映画やドラマといったコンテンツを楽しむことが出来ます。但しシートは足元が広いもののフルフラットには遠く及ばず、少し深めの斜めに倒せる程度に留まっています。エアアジアXに劣るものの、リラックスという意味では十分なスペースが確保されていると言えます。
[ジェットスターの場合]
ジェットスターはずばり「ビジネスクラス」の名を使用していて、サービス面では紹介した中で最も充実しています。ブランケット以外にも枕、アイマスク、歯ブラシセットや化粧品、靴下等が用意されていて、アルコールの選択も可能なドリンク全てが飲み放題となっています。更に無料貸し出しのタブレットで様々なコンテンツを視聴可能、機内で充実した時間を過ごせます。但しシートのリクライニング角度はスクートとさほど変わりません。
さいごに
格安航空LCCのビジネスクラスには専用カウンター利用や優先搭乗のメリットも有り、一般的なビジネスクラスには劣るがエコノミー以上のサービスを受けることが出来るといった具合です。安さに目が行きやすい海外格安航空券ですが、長距離の時は過ごしやすさに重点を置いても良いかもしれません。格安航空でビジネスクラスがセールになっていることもあるので上手に活用したいものです。