LCCじゃないけど安い?ANAの国内線の格安航空券を手に入れるには?

出典:ivabalk

ANAの国内線の格安航空券を手に入れる方法ですが、ANAはフルサービスキャリアですからそもそも格安航空券などはないのではと思っている人がいるのではないでしょうか。決してそんなことはありません。

ANAでも搭乗日よりも前に予約、発券することで、いわゆる格安航空会社並みの値段で格安航空券を手に入れることも十分可能なのです。同程度の運賃なのであれば、サービス内容に格段の差があるLCCよりはフルサービスキャリアに乗りたいと思う人が多いでしょう。

とくに、LCCの航空券は本当に必要最小限のものしか含まれておらず、荷物を預けたり、場合によっては単に予約や発券するだけでも別途手数料がかかり、全てを合わせると思った以上に高くついたというようなことも多いです。その点、ANAのようなフルサービスキャリアならばそういうことは起こりません。

ANAの格安チケット

さて、では実際にANAの格安チケットを手に入れる方法ですが、旅割という割引運賃があります。搭乗日よりも前に予約、発券することが必要なのですが、段階的な運賃設定になっていて、より前に発券すればするほどより安い値段で航空券を手に入れることができます。

その期日は、搭乗の75日前、55日前、45日前、28日前、21日前となっています。75日前までに発券しないといけない旅割が最も安く、21日前までに発券すればよい旅割がこの中では最も高くなっています。

実際にどれくらい安いのかですが、これは実は便によっても日によっても異なります。さらに、空席を予測して運賃設定をしていますので、運賃そのものが日々変動するということにもなっています。そのため、どの路線であればいくらになるとは明確には言えないのですが、旅割75であれば普通運賃の8割引きなどになることもあります。

さいごに

ANAの格安チケットは、通常のチケットよりも安く購入が可能です。しかし、基本的に予約の変更はできません。それ以外の点、例えば機内持ち込み手荷物の量であるとか、チェックインカウンターで預ける手荷物の量などの制限は普通運賃と全く変わりません。機内サービスも基本的に同じです。

予約の変更はできませんので、もし予約していた便に乗れない場合は払い戻すことになります。その場合は、搭乗日の何日前に取り消しをしたかによってかわってくる手数料が違います。

だいたい半額程度の手数料を取られると思っておけば間違いないでしょう。ただし、あくまでもその飛行機の出発前までに払い戻した場合に限ります。出発以降は100%差し引かれてしまいます。

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