安いけど気を付けて!ANAの旅割で割引きチケットを予約する際の注意点

ANAの国内線で使える旅割は、格安航空券をゲットできるお得なプランです。以前はどんなに空席の多い便でも、航空会社の販売価格は一律で、ほとんど割引制度というのはありませんでした。
しかし、格安航空会社の登場もあって、航空会社でも旅割のようなプランを用意するようになりました。スケジュールを前もって確定させることができさえすれば、かなりの節約ができますので、積極的に活用していきたいものです。
割引きのチケットを購入しよう
旅割は、75日前まで予約すれば、大きな割引きが受けられるプランです。55日前の設定もありますし、45日前も、28日前、21日前もあります。希望する便の空き状況でも、割引き率は変わります。
また、予約したのが55日前であったからと言って、必ずしも55日前向けの割引き率が適用されるわけではありません。その時点で55日前向けの割引席が予約で埋まっていたら、45日前向けの割引席を利用することになります。
当然、割引き率は下がります。そこもいっぱいになっていたら、28日前向けの席、というふうに、どの割引き率が適用されるかは、混み具合によって違ってくるわけです。シーズンオフであっても、大人数のグループなどがどの便に乗るかはわからないことですから、スケジュールが決まったらすぐ予約を入れることが大事です。
変更ができないため気を付けよう
スケジュールが確定しないうちに、予約を入れておくというのはやめておいたほうがいいでしょう。旅割は、予約変更ができないからです。予約した便に乗れなくなったら、取り消し扱いとなります。キャンセル料は、搭乗日の54日前から航空運賃の30%かかります。
相当前から、かなりの額がかかってきますので、要注意です。44日前からは40%となります。27日前からは50%です。13日前から出発時刻までは60%にもなります。13日前から一律に航空運賃の60%というのは、利用者にとって相当厳しい条件ですので、予約は慎重におこなうことです。
さいごに
早割チケットは、予約日を入れて2日以内に支払いをしないとキャンセルされてしまいます。支払いをもって、予約確定となります。早めに割引き率の高い席を押さえておきたいのはやまやまですが、54日前という早い段階からキャンセル料がかかってしまうので、悩ましいところです。
2か月前からその便に乗る、というのを確約するのは難しい面もありますが、そういう制約あってこその割引き率です。選択肢が増えた、ということですから、利用者にとっては歓迎すべきプランでしょう。