家族で飛行機を利用する時に気を付けたい、子どもの年齢で変わる小児料金
ゴールデンウィークや夏休みなど、家族みんながまとまって休みが取れる時には、飛行機に乗って海外に旅行に行こうと考えたりするものではないでしょうか。
海外であれば、飛行機を使うしかありませんが、国内旅行であれば電車を使うこともできます。
子供料金の割引額については、飛行機と電車では異なるので、正しい知識が必要です。
幼児と小児の違いは
子供料金については各航空会社や国内線、国際線の区分によっても異なるので、前もって調査しておく必要があります。
一般的には、幼児とは生まれてから8日目から3歳未満までの子どもを指し、小児とは3~12歳未満の子どもです。
しかし、LCC格安航空券では、幼児は生後8日から2歳未満までで、小児という区分はなく2歳以上はすべて大人料金になるので、子どもが多い場合には格安航空は割高になる可能性があります。
料金については、搭乗する大人1人に対し、膝の上に2歳までの幼児1人が座ることができこの時は無料です。
無料になるのは大人1人につき幼児1人までですが、同伴できるのは、大人1人に付き2人までです。この場合、もう1人の幼児は小児料金を支払って座席を取らなければなりません。
当然ながら、親が2人揃っていれば、幼児は2人まで無料になるので、家族旅行では心配はいりません。
子供料金は電車とは異なる
主な料金の区分は、2歳までの幼児は無料ですが、3~11歳までの小児は大人の半額を支払います。
そして、12歳以上は一律で大人運賃を支払う必要があり小児ではなく、また、小学生や中学生の区分もありません。飛行機の搭乗料金は年齢で判断します。
家族旅行で飛行機を使う時の注意点は、電車に乗るのは異なり、小学生以下では3歳以上なら小児料金が必要になり無料ではありません。
そのため、3歳以上の子どもを膝の上に乗せることはできず、2人の子どもを1つの座席に座らせることもできません。子どもでも座席が1つ必要になります。
さいごに
もし、小学生以下の子どもを複数連れて国内に家族で旅行する場合には、飛行機を利用するよりも新幹線を使った方が安いかもしれません。
さらに、飛行機の大人料金には、キャンペーンで割引が適用されるので、季節によってはいつもの半額以下で旅行することができますが、子どもには割引は適用されないので、場合によっては子どもの方が高くなることもあります。