ジェットスターが格安の理由は閑散期に利用するとよくわかる!
ジェットスターは格安さが魅力のLCCとして知られていますが、その理由がよくわかりませんでした。しかし、閑散期に実際に旅行で利用してみたらなぜ安くできているのかがわかり、企業努力の大切さを痛感しました。
航空券を予約するとわかるサービス
有給休暇を消費しなければならないという会社の方針に従って、思い切って6月の閑散期に国内便を取って旅行に行くことにしました。この時期なら格安のジェットスターもさらに安くてメリットが大きいだろうと考えたのが理由です。もともとジェットスターがなぜ格安なのかがわからなかったのですが、予約を取ってみるとまずその理由がわかってきました。
全てオンラインシステムで取り扱われていて、チェックインさえも事前にオンラインで行えるようになっているのです。ペーパーレス化も進められていてスマートフォンで登場できるようになっていて、チケットはありません。航空券の購入手続きの時点からシステム任せにすることで人件費の削減を行っていることがうかがい知れました。
搭乗が簡便なジェットスター
チケットが発券されていないことから余計なものを持つ必要もなく、空港についたらチェックインさえも不要でただまっすぐ手荷物検査に行けば良いのは搭乗をとても簡便にしていた点です。
預けたい荷物がある場合には他の航空会社のチェックインカウンターを使って預けることになるようですが、自分の場合には着替え程度の小さな荷物しか持っていなかったので簡単に乗ることができました。
他の航空会社では荷物を預けられるのがサービスになっていますが、裏を返せば利用しないと逆に損をしていると考えることもできます。必ず必要なものだけを残し、利用者にとって必要なサービスが自由に選べるようにしているのがジェットスターのようでした。
さいごに
閑散期に利用してみてわかったのは、他のゲートに比べてジェットスターの待合室には人が多いことです。隣のゲートには十数人しか人がいないのに、自分が搭乗するゲートでは席が埋まるほどの状況になっていました。その状況は搭乗してみるとさらによくわかり、ほぼ満席の状態での運航になっていたのです。
航空券を格安にすることによって閑散期でも利用者を増やし、数を獲得することで利益を上げているのがジェットスターと言えます。裏を返せば、格安なことに魅力を感じてくれる人が多いからこそジェットスターは航空券の値段を下げることができているのです。このように安さを求める利用者の心理をうまく活用する戦略を取って成功しているのがジェットスターが格安になっている理由と言えるでしょう。