格安航空のピーチを上手に活用するためには、早に計画を立て予約する
国内格安航空券の代表企業にのし上がったピーチ航空は、類い稀な経営戦略がIT化の浸透と普及の相乗効果に上手に乗って成功し、結果を出しつつある将来有望な会社です。
未だに世界中どこにでも行ける程路線は拡大していませんが、行きたいと思う旅先や仕事先、帰省先に路線があればラッキーです。
定価を持たないという斬新な価格設定は、つまり常時消費者が目を光らせていれば、最安値で有り得ない運賃で移動する事も可能です。
ピーチを上手に活用する為には2つコツがあります。
日程を早めに決定し、航空券を予約する
利用区間と利用日日時を、1日でも1時間でも早く決定する。
常にサイトを閲覧できる状態で、搭乗予定希望前後の相場を把握し、納得のいく価格を提示されたら迷わず予約する。
両方とも誰もが何より決定に迷うポイントです。旅行にせよ帰省にせよ、結婚式などの確約された予定が無い限り、早めに日程を組む人は少数派です。
逆に学生のような自由な時間が多い人程、少しでも早く予定を組んで先々の飛行機を予約すれば、それだけお得に搭乗利用する事が可能になります。
明確な運賃は設定せず、状況に応じて変動している
従来の航空会社の様に一律に分かり易い明確な運賃を設定せず、利用者の希望人数及び予約状況に応じて運賃を流動させるという方法は、つまりは消費者が最もお得な時期に予約を入れる事で格安に利用可能という仕組みです。そんな時期こそ最低運賃を提示しておいて、少しでも予約確保に繋げたいのです。
ちなみに、格安航空券はいかなる理由があってもキャンセル出来ません。支払った運賃が返ってくるのは、搭乗予定の便が欠航になった場合のみ。
これも一重に、格安航空会社を維持運営する為の戦略なのです。
仮に半年先の予約をして、変更が生じた場合は最初から予約の取り直しです。当然一度支払った運賃は掛け捨てです。
さいごに
こうして慣れていけば、1日の中でどの時間帯が一番予約が取れやすいか、また低価格になるか、何となく見えてきます。
利用者のニーズと航空会社の供給のバランスを一斉に開示して、オープンに運賃決定する様は、今の実力社会を反映していると言えます。
楽しみながら上手に予約して、お得に飛行機を利用出来れば旅の達人です。
更に細かい点で言えば、荷物を全て持ち込みにして、預け荷物をゼロにすれば数千円安くなります。但し、持ち込み荷物のサイズ制限がある事をお忘れなく。