航空会社の正規割引航空券を予約キャンセルした場合をチェック!

出典:Okada

これはPEX航空券(Purchase Excursion Fare)とも呼ばれるもので、航空会社そもそも正式に割引している航空券です。普通運賃航空券と違い、変更ができなかったり、キャンセル料がかかったりしますが、普通運賃に比べて値段が安いという特徴があります。値段は残席数に応じて変動するため、早めの予約の方が値段が安くなる可能性が高いです。また、出発予定の○○日前までしか売っていないということが多いため、「早めでないと予約が出来ない」という言い方が正しいでしょう。

JALの場合

これもJALの東京-ソウル間で実際に比較してみます。

例)9/3~9/5 東京―ソウル往復(もっとも安い運賃(エコノミー))で検索した場合(6月現在)
支払金額:31,730~55,730円 (税金・燃油特別付加運賃を含む)
キャンセル料:10000円(取消の連絡を行った場合)
       支払金額の50%(ただし、1万を下回る場合は1万)
   備考:往路、復路とも時間によって料金変動(最大24000円)
予約変更不可
出発3日前まで発売

最も安いプランでは約3万で買えますが、出発時間が変わると値段が最大で2.5万ほど変動します。また、このプランでは変更も出来ないため、事前の十分な検討が必要でしょう。また支払いは予約時期が遅いと予約後3日間のうちにしなければならず、支払い後はキャンセル料が1万程度かかるため、キャンセルをする可能性が高いのであれば、事前に購入するのは少しリスクが高いと言えるでしょう。

LCCの航空券ではどうなる?

また、LCCの料金もこれと同様の考え方ができます。
特徴としては、JALよりもさらに値段は安いですが、その分キャンセル料も高いので、リスクが高いと言えるでしょう。こちらはJINAIRという韓国のLCCの料金で比較してみます。

例)9/3~9/5 東京―ソウル往復で検索した場合(6月現在)
支払金額:20,170~22,170円 (税金・燃油特別付加運賃を含む)
キャンセル料金: 12,400円+手配手数料(2営業前まで)
           22,400円+手配手数料(上記以降出発前まで)
   備考:往路、復路とも1日2便、時間によって料金変動(最大2千)
予約変更は帰国日のみ手数料3千で可
支払いは振込方法によって異なるが早い。

最も安いプランでは航空券代が約2万と安いですが、キャンセル料も出発2日前までは約1万2千、出発前日以降は約2万2千と割高になっています。また支払い期限は便によって異なるため、予約から非常に早い段階で支払いを完了させなければいけないということもありえます。

さいごに

この辺りの「安さ」というメリットと「リスク」というデメリットに対して、どのように折り合いをつけるかということが重要です。

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