格安航空券を使って海外へ!キャンセル・払い戻しはどうなる?

格安航空会社からツアー用などで安く大量に購入した席を個人に対してバラ売りする航空券です。基本的には非常に安いのですが、時期による値段の変動が大きく、繁忙期などは正規割引券と値段が逆転することもあります。そしてキャンセル料は全額で、支払い金額を払ってしまったら払い戻しはないことが多いです。
航空券はどれくらいの格安料金になる?
これに関してもこれまでと同様の東京―ソウル間の条件で実際に比較してみましょう。
例)9/3~9/5 東京―ソウル往復で検索した場合(6月現在)
支払金額:14,860円(最安値)(税金・燃油特別付加運賃を含む)
キャンセル料:全額
備考:会社 未定
発券期限は予約確保後に会社により決定
(即日発券となる場合もアリ)
出発4日前までに購入の必要アリ
手配手数料(¥2,160)が別途必要。
その他空港施設使用料など別途必要な費用アリ。
最も安いプランはなんとチケットだけでいえば約1万5千円ですが、キャンセル時の払い戻しはないです。そして、記載されていない値段として、手配手数料や航空使用料などが別途必要ということが利用条件の欄に書いてあるので確認してみましょう。つまり、厳密にいうと1万5千円では収まりません。予約確保後は即日発券(支払い)をしなければならない可能性もあって、一度決めたら確実にこの値段を払わなければならないというリスクがあります。また、便や席どころか会社が未定であり、不明点が多く当日の空港でも気は抜けないでしょう。
格安航空券を利用するには注意も必要
しかし「とにかく値段が最優先!」というのであれば、これほど安いプランはありません。何かトラブルが起きた際に誰かに頼ることが出来ることがないことは心細いですが、それこそが旅のだいごみだと割り切ってしまえばなかなか楽しく思い出深い旅になると思います。そもそも格安航空券にしたからと言ってトラブルが起きると決まるわけでもありませんので、そこまで気にすることでもないかもしれません。唯一の注意点は乗り継ぎを必要とするような長距離便の場合、乗継間の時間が短いと乗継に失敗する恐れが大いにあります。そして失敗した場合、大きな会社であれば代替便を用意してもらえる可能性も考えられますが、格安航空券ではそれが難しい場合もありますので、そこに関しては十分な注意が必要でしょう。
さいごに
格安航空券はかなり安いですが、キャンセル時には払ったお金が戻ってこない格安航空券。早い時期から行く日程のみは確実に決まっており、出発当日の予定に余裕があるのであれば、なかなか良い選択肢といえるのではないでしょうか?