ANAの国内格安航空券なら早めの予約で割引運賃を利用するのがお得!

ANAの国内線格安航空券なら、旅割を利用するのがよいでしょう。これは、事前に航空券を購入することを条件に普通運賃よりもお得な運賃になるもので、旅割75、旅割55、旅割45、旅割28、旅割21の5種類の割引運賃が用意されています。
ちなみに国内線だけで、国際線にはこのような割引はありません。例えば旅割75であれば、75日前までに購入することが条件となっています。割引率はもちろんできるだけ早い時点で購入するほうが高く、旅割75が最も高くなります。
実際の割引率は路線や時期により異なりますが、最大では80%以上もの割引になることがあります。例えば東京から札幌や沖縄といった路線でも、最も安い場合は1万円程度になります。十分に格安航空券と言えるでしょう。
ANAの格安チケットの注意点
まず予約できる座席数には便ごとに限りがあります。そのため、普通運賃やその他の割引運賃では空席がある場合でも、旅割では満席で予約が取れないということは起こり得ます。
また、予約から2日以内かつ旅割75であれば75日前までに航空券を購入する必要があります。期限までに購入しない場合は、予約は自動的に取り消されてしまいます。
割引運賃ではほとんどが当てはまることではありますが、購入した航空券の変更はできません。搭乗者の変更、搭乗する便の変更ともにできないのです。一旦払い戻したうえで再度予約を取り直す必要があります。
格安チケットの種類を確認しよう
割引運賃の種類によっては、出発当日に空港にて同一区間の先行便に空席がある場合は先行便に変更することができる場合もありますが、この旅割に関してはそれもできませんから注意が必要です。完全に日程が決まっている場合には問題ありませんが、予定の変更があり得るようなとき、なかなか予定が決まらないようなときは利用しにくい運賃と言えます。
ただし、普通席からプレミアムクラスへクラスを上げる事に関しては、出発当日に空港にて当該便のプレミアムクラスに空席がある場合に限ってプレミアムクラス料金を別途支払うことで変更可能です。なお、旅割ではプレミアムクラスの事前予約はできません。
さいごに
予約購入した便に搭乗することができず払戻する際には、所定の取消手数料と払戻手数料がかかります。決して全額が戻ってこないわけではありません。
払戻手数料は一律430円です。取消手数料は、取消時期によっても異なりますが、便出発直前でも約60%です。また、55日前までであれば取消手数料はかかりません。