航空券のキャンセル料は正規・格安航空券などで変わってしまう?

出典:Takuma Toya

まずキャンセル料を左右するのは下記2つです。
1.航空券の種類
2.タイミング

そして海外行きに絞ると種類は大まかに以下の3つに分かれます。
(1)大手会社の普通運賃航空券
(2)正規割引航空券(LCC含む)
(3)格安航空券

具体的な料金

更に今回比較した条件で出した概算をまとめてみました。
[東京-ソウル間比較(2016/9/3~9/5) (2016年6月検索)]
(1)普通運賃

チケット代:約150,000円
取り止め:無料
(2)正規割引

チケット代:約30,000円
取り止め:10,000円

チケット代:約20,000円
取り止め:12400~22400円
(3)格安航空券
<未定>
チケット代:約15,000円
取り止め:全額

ここからわかることは、
①チケットが高いほど、取り止めの際の価格は安い。
②正規割引なら大手より、LCCの方が安い。
つまり、大手の方がチケット代は高く、キャンセル料は安いということです。
(ただし、これはあくまで一例です。実際はこのようにはならない場合もあります。)

キャンセル料だけで決めない!

さて、ここまでキャンセル料を中心に見てきたのに申し訳ないのですが、結局のところこれだけでは決められないというのが事実だと思います。いくら予定が未定だからと言って、お金もないのに普通運賃航空券を買うわけにはいかないでしょうし、予定が確定してるからと言って、出張で航空会社も未定な格安航空券を選ぶのも勇気が要ると思います。
ここで私が紹介したいのはキャンセル料が示すのは自由度と安定度だという考え方です。無料でできるということは、少々の取り止めは問題にならないくらい安定しているということで、それだけ安定しているからこそ、多少なりとも融通が利く(自由度が高い)のです。それを表すのが値段の安さだと考えてみます。
すると、料金が高ければ高いほど、自分の時間が少なくなり、予想外の変更も多く(安定度も少なく)なります。そう考えると選ぶ目安になりませんか?
たとえば、「どうしても遅れられない海外出張」というのであれば、キャンセル料の最も安い(最高の安定度を誇る)普通運賃、「お金はないけど、時間だけはいくらでもある」というのであれば、キャンセル料金の高い(自由度も安定度もいらない)格安チケットなど・・・
あくまで目安の一つにしかなりませんが、こういう考え方もあるといったところです。

さいごに

最後に、予約・キャンセルに関しては、早いに越したことはありません。早い方が選択の余地が多く、遅くなればなるほど値段云々の前に予約自体が出来なくなる可能性もあります。購入する際には、くれぐれも悩み過ぎないよう、お気を付けください。

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