日本人の心の宿!ぜひとも訪れたいおすすめの露天形式の温泉紹介!
温泉地として有名な静岡!
静岡県は富士山を有する県のため、ここには相当数の温泉が存在します。熱海、網代、宇佐美、伊東、熱川、土肥、伊豆長岡、吉奈、河津七滝、湯ヶ島、下田、天城、寸又峡、修善寺、舘山寺など数え上げてもきりがないほどです。
特に伊豆に集中しています。東伊豆に宿をとれば、朝日が海から昇るのをゆっくりと眺められますし、西伊豆に宿をとれば、季節によっては月が海に道を作る幻想的な風景をお湯につかりながら眺める事も出来ます。
源泉かけ流しから、冷泉を温めなおすタイプまでいろいろあり、その場所によって効能が違います。そのため、静岡県を横断しながら、全制覇を狙うのも楽しいでしょう。
伊豆の隠れ家的な宿
伊豆の中でも、海に面していないお宿もあります。一見回りは山で、こんなところにお宿があるのかと思う雰囲気ですが、なまこ壁の複雑な作りの隠れ家的お宿があるのです。
松崎という場所の櫻田温泉ですが、ここは周りの風景を楽しむと言うよりもお宿自体を楽しむ作りになっています。ご夫婦で経営なさっていて部屋数は10室と少な目で離れも存在します。
他の事をしようと思って掘ったらお湯が湧き出しちゃったという変わり種ですが、部屋ごとにコンセプトがちがい、同じお宿なのに、窓から見えるお庭が全て違うという凝りようです。鯉が泳いでいたり、竹でできた箱庭があったりと、10回通って全ての御部屋をコンプリートしたくなるほどです。
基本源泉かけ流しのお風呂はヒノキ風呂が男女1つづつ、さらに女性には洞窟風呂もあります。貸し切りの家族風呂もありますが、なんといっても圧巻はご主人自らが巨石で作られた屋上の14畳の巨大露天風呂です。
最長11メートル深さは中央が1メートルもあります。19時30分から21時までは女性限定ですが基本、入口の違う混浴です。また、空が望める風呂が一晩中かけ流されているお部屋もございますので、いつでも好きな時に好きなだけ楽しむ事が出来ます。
温泉の楽しみはやっぱりご飯
食事は温泉旅行の楽しみの1つです。ここでは食事は個室へ通されますので、気兼ねなく楽しめますし、何といってもお米から合鴨農法の手づくりなのでとても美味しいのです。
もちろん海の幸も満載ですが、椎茸も原木栽培ですし、自家製の家庭菜園で採れたお野菜、山の恵の山菜、かんきつ類は農薬を使わずに手作りされていますので安心です。炭焼きもなさっているのでギャラリーで世界に一つだけの作品を見る事も出来ます。
ここは広いので他のお客様と行き会うことがほとんどありません。プライベート感満載のお薦めの温泉です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
さいごに
日本にはたくさんの温泉があります。お風呂で温まって美味しいご飯を食べる。なんて最高な時間でしょうか。ぜひ今回紹介した露天風呂に行ってみてください。